岡山おでかけ羅針盤では、週末のおでかけ情報、美術館・ギャラリーなどのアート情報、スポーツイベント情報などを発信しています。

命のはかなさと人間の心の深淵を描き続けた木版画家、清宮質文と、詩人の中原中也を紹介する企画展が瀬戸内市立美術館で開かれています。

哀愁漂う夕景を描いた作品です。
清宮質文は、夕日などをモチーフにした作品を通して、命のはかなさや人間の心の深い淵を表現し続けました。
瀬戸内市立美術館で開かれている企画展では、木版画や水彩画など100点以上が展示されています。
会場には、清宮の絵の世界観と通じる中原中也の詩も合わせて展示され、貴重な中原の直筆の作品も見ることができます。
また、清宮が愛用していた机や道具を使ってアトリエも再現されています。
生誕100年清宮質文展は、瀬戸内市立美術館で6月3日まで開かれます。

民生委員「活動紹介パネル展」

今月12日に、「民生委員の日」を迎えるのを前に、委員の活動などを紹介するパネル展が岡山市北区のきらめきプラザで始まりました。

民生委員制度は、医療や介護、子育てなど地域の住民の様々な相談に応じ、支援活動をボランティアで行うものです。
岡山県では、現在約3800人が活動しています。
活動内容などをより多くの人に知ってもらおうと、企画されたパネル展です。
当時の岡山県知事・笠井信一が全国に先駆け、1917年に前身の済世顧問制度を作り、去年100周年を迎えたことなどの歴史も紹介されています。
パネル展は、5月31日まで開かれます。

開館30周年を記念「県美コネクション」

岡山市北区の岡山県立美術館の開館30周年を記念して、代表的な収蔵品などを展示する「県美コネクション」が開かれています。

県立美術館で初公開の棟方志功の巨大肉筆画です。
会場には、岡山にゆかりのある絵画や工芸品を中心に、276点が展示されています。
絵画の他、備前焼など岡山を代表する陶芸作品も数多くあります。
浦上玉堂の水墨画です。
繊細さとともに力強さがあり、写実的に風景を描いています。
息子の春琴と秋琴の作品と合わせて展示されていて、父親の作風と見比べることができます。
現代作家の作品も展示された「県美コネクション」は、7月1日まで岡山県立美術館で開かれます。

彫刻家 イサム・ノグチ特別展

高松市牟礼町にアトリエを構え、庭や公園、家具のデザインなど多彩な活動を行った彫刻家・イサム・ノグチの特別展が、香川県立ミュージアムで開かれています。

墨と筆で描かれた人物像です。
表現方法を模索していた、ノグチ30代の頃の作品です。
会場には国内だけでなく、海外の美術館が所蔵する作品など、初期から晩年に至るまでの80点以上が並びます。
イサム・ノグチは庭園や舞台芸術、家具デザインなどジャンルを超えた作品を手掛け、空間を彫刻したと言われています。
現在の高松市牟礼町に構えたアトリエで作られた作品は、石を作品の材料として捉えるのではなく、石と対話することで生まれたと言われます。
イサム・ノグチ特別展は、6月3日まで開かれています。