岡山おでかけ羅針盤では、週末のおでかけ情報、美術館・ギャラリーなどのアート情報、スポーツイベント情報などを発信しています。
岡山県立美術館 「漆小松原賢次の技」展

倉敷市出身の漆作家、小松原賢次さんの作品を集めた展示会が、岡山市北区の岡山県立美術館で始まりました。

落ち着いた色彩の漆作品が並びます。
漆作家、小松原賢次さんが岡山県に寄贈した作品57点が展示されています。
平文蒔絵箱「幻花」です。
チューリップと全体にあしらわれた金箔のコントラストが映えます。
すべての作品は、50以上の工程を経て完成されています。
「漆小松原賢次の技」は、4月16日まで開かれています。

「徳川家ゆかりの人形展」岡山・吉兆庵美術館

 徳川家ゆかりの日本人形を集めた展覧会が、岡山市北区の岡山・吉兆庵美術館で開かれています。

三頭身で色白の肌、ふくよかで愛らしい稚児の姿をうつした「御所人形」です。
会場には御所や公家の間で贈答品として重宝された御所人形や、江戸時代の雛人形など約50点が展示されています。
制作には1年以上の月日がかかったとされ、芸術的価値が高いと言われます。
「『住吉詣』光源氏」は200年以上前の作品です。
人形の衣装には、本物の着物の生地が使われています。
日本人形の粋とされる御所人形を集めた「徳川家ゆかりの人形展」は4月2日まで開かれています。

平川忠さんが中世の窯を復元 土釜プロジェクト展

約700年前の焼物のすばらしさを感じてもらおうと、復元した中世の窯で焼いた備前焼などの展示会が備前市で開かれています。

この展示会は、約700年前の焼物の技術や工夫を知ってもらおうと企画されました。
低い温度で焼き上げることで、土本来の優しい風合いがでるといいます。
備前市で、復元した中世の窯を使って焼物を作っている備前焼作家の平川忠さんです。
3年前にアメリカでも、中世の窯の復元プロジェクトを行ないました。
会場には、アメリカと備前で作った花器やオブジェなど約80点が展示されています。
アメリカの土を使い現地の窯で焼かれた花器は、独特の黒色が目を引きます。
この企画展は、備前市の備前焼ミュージアムで来月26日まで開かれています。

高松の城下町発展の礎を築いた武将、生駒親正の甲冑が376年ぶりに里帰りし、展示が始まりました。

兜に刻まれた生駒家の家紋「半車」です。
高松市歴史資料館で21日展示が始まった、生駒親正の甲冑です。
親正は戦国時代の武将で織田信長、豊臣秀吉に仕えるとともに高松城を築き、城下町の発展の基礎をつくりました。
朝鮮出兵や関ヶ原の戦いでこの甲冑を身に着けたと伝えられています。
親正の死後、秋田県の寺で保管されていましたが、讃岐の菩提寺に返したいという申し出を受け、376年ぶりに里帰りしました。
安土桃山時代の様式で造られていて、技術の粋を集めた名品とされています。
甲冑は4月9日まで高松市歴史資料館に展示されています。