ＲＳＫでは、戦後70年の節目に「戦争の記憶を継ぐ」と題して、視聴者の皆さんの
戦争体験を募集し、次の世代に伝えるというプロジェクトに取り組んできました。
　岡山空襲、水島空襲、高松空襲を中心に、インドネシアやフィリピンでの戦争体験、
満州からの引き揚げなど…手紙や手記、絵日記などさまざまな形で寄せられた証言は
100点に迫ります。これらをもとに取材を重ね、本人の証言映像として「イブニング
ニュース」の中で特集やリポートで放送してきました。
　また、7月15日の「ＲＳＫ地域スペシャル・メッセージ」でも、岡山・香川に今も残る
戦争の爪痕、知られざるエピソード、視聴者の皆さんの証言などを、
1時間のドキュメンタリー番組として放送し、多くの反響をいただいています。
「今だからこそ、若い世代に語り継ぎたい」…戦争を体験した皆さんの強い願いです。
　そして迎える「終戦の日」。
　皆さんと一緒に、平和について考える1時間半の特別番組を生放送します。
　スタジオには、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、ＴＢＳ解説室長の杉尾秀哉さん、
戦没者の妻を撮り続ける写真家の柴田れいこさんを迎え、「次の世代」の若者たちと
一緒に、証言映像などを見ながら語り合います。
　折しも、この国の行方が盛んに議論されているタイミングです。若者たちが描く
日本の将来像とは？そんなことにも思いをはせ、「戦後70年」をみんなで考える、
生放送です。
　ＪＲ岡山駅のエキスタロック、三豊市の特攻隊の基地跡からの生中継も交えて
お送りしていきます。