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長嶋茂雄さん「大谷選手は野球を愛している」 2月には4年ぶりの巨人キャンプ訪問へ意欲

巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(85)が12月、都内で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さん(49)の独占インタビューに応じました。2021年、メジャーリーグで大きなムーブメントを巻き起こした大谷翔平選手への思いや、今もなお冷めやらぬ、野球への情熱を語っています。
高橋:今、スポーツで注目されている選手はどなたかいらしゃいますか? 長嶋:野球で頑張っている大谷くんはね、やっぱり一番そういうものが強い。 今年のスポーツ界を席巻したエンゼルス・大谷翔平選手(27)。常識を打ち破っていく二刀流に、長嶋さんも胸を躍らせたといいます。 長嶋:あれだけアメリカ野球でホームランを打ってね、賞もたくさん貰ってね。そりゃー、どうしようもないくらいのことをやりましたよね。ホームランを打つのも、センターでもレフトでもあるいはライトでも、どこでも打てる。 高橋:やっぱり、メジャーリーグも楽しみに、ご覧になっていましたか? 長嶋:メジャーリーグもすごいよ。しょっちゅう見てるね、テレビで。 令和のスーパースターへの賞賛は、さらに続きました。 高橋:今仰ったように、二刀流で活躍するというのはどうですか? 長嶋:ちょっといないですね。 高橋:やっぱり長嶋さんから見てもすごいことですか? 長嶋:すごいですね。(打つ動作と投げる動作を入れながら)打って、速い球を投げる。ああいう選手は、ちょっと日本にはいないんじゃないかと思うよ。 高橋:でも本当に松井(秀喜)さんといい、そして大谷選手といい、ファンに愛される、そんな選手というのは? 長嶋:(合いの手を入れて松井と大谷は)一緒、一緒。 高橋:まさに長嶋監督のやっぱり愛されるその姿が、脈々と受け継がれている感じがすごいするんですよ。 長嶋:いやいや、僕なんか・・・、やっぱり大谷選手はね、野球に対するもの以外は他にない。“野球だけが人生”みたいな気持ちが大谷くんは強いよね。野球を愛しているよね。愛している。 ■ミスターの悲願 史上初の五輪金メダル今年、日本球界のビッグニュースと言えば、侍ジャパンの五輪史上初の金メダル獲得。そして、それは長嶋さんの悲願でもありました。 2004年、長嶋さんは“FOR THE FRAG”を合言葉に掲げ、日本代表監督としてアテネ五輪を目指していました。その最中、本番5か月前、“脳梗塞で緊急入院”というあの衝撃的なニュース。夢の舞台に立つことは叶わず、アテネ五輪は中畑清監督代行のもと銅メダルに終わりました。あれから17年、稲葉篤紀監督(当時)、そして、後輩たちが成し遂げた五輪での金メダル。 高橋:なんと言っても、今年の東京五輪で侍ジャパンが金メダルを獲得しました! 長嶋:(満面の笑みで)そうですね。本当に強いですね。良かったと思いますよ、本当にね。やっぱり稲葉監督はね、野球に対するものはね、いいものを持ってますよ。同時にね、良いものを選手に与えて、いい方向に持って行って優勝したんですからね。 ■「2月のキャンプに行こうと思う」2月には、86歳を迎えますが、野球への情熱は冷めることを知りません。自らグラウンドに出て、後輩たちに伝えたいことはまだまだあります。今季も丸佳浩選手(32)、中田翔選手(32)が不振に陥ると直接、声をかけてバッティング指導を行いました。 長嶋:来年(2022年)の2月のキャンプに、(4年ぶりの)キャンプに、行こうと思うね。 高橋:わぁーすごい! 長嶋:もし行くことになれば、一緒に行きましょうよ。 高橋:あっ、ぜひ。ぜひ、私、かばん持ちと、お付き添いで行かせて頂きます。 長嶋:行けるといいね。 高橋:はい!でも、そのためには長嶋さんも、一生懸命、リハビリを頑張られて・・・ 長嶋:リハビリをやらないといかんね、だからね。 長嶋さんは言いました。 「野球というスポーツは、人生そのものだ」 ピンチを乗り越えた先に、栄光が待っている。これからも、長嶋さんの“試合”は続きます。 高橋さんからの最後の質問は・・・。 高橋:長嶋さんの目標だったり、夢っていうものがあるようでしたら教えてください。 長嶋:野球にしろ、他のスポーツにしろ、良い方向に持っていけるように、何かそういう機会があれば、良い方向に関われるようにしていきたいと思います。 ■2018年の長嶋さん巨人・宮崎キャンプ訪問第3クールの初日、2月11日に訪問。練習前、選手たちに訓示を行い「勝とう!勝つ!勝つ!勝〜つ!」と激励。2軍にも足を運び「勝つ!」と力強い声で鼓舞し、ブルペンも視察。野手陣にも身振り手振りで精力的に指導した。この日の宮崎キャンプには、2010年以降では最多となる3万8500人の観客が集まった。 ■長嶋さんと丸佳浩選手梅雨空の6月6日、長嶋さんは、イースタン・リーグの西武戦の試合前にジャイアンツ球場を訪れ、不振のため前日の5日に2軍落ちした丸佳浩外野手を直接指導。長嶋さんは球団を通じて「今日は丸と話がしたくてジャイアンツ球場に来ました。バットを構えてから打ちにいくまで、姿勢と体重移動などについて話をしました」とコメントを発表した。 ■長嶋さんと中田翔選手9月11日に不振で2軍落ちし、休日返上で練習中の中田翔選手を、13日、長嶋さんが、ジャイアンツ球場で直接打撃指導。球団を通じ「結果が出ていない姿を心配して駆けつけたが、心配いらないね。しっかりと、いい姿勢で構えることと、腰を強く回す意識を伝えました」とのコメントを寄せた。(27日09:16)

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