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【RSKテレビ】「石破茂×小長啓一 未完の列島改造」

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【RSKテレビ】「石破茂×小長啓一 未完の列島改造」

石破政権はどんな日本を目指したのか? 石破茂前総理大臣、そして「政治の師」と仰ぐ田中角栄元総理を支えた小長啓一元総理秘書官による特別対談!12月27日(土)午後3時からの1時間番組!

RSK山陽放送は、12月27日(土)の午後3時から、石破茂前総理大臣らによる特別対談番組を放送します。
物価高や国際情勢の緊迫化など、慌ただしかった2025年もまもなく終わりを迎えます。昨年10月の就任以来、トランプ関税、令和の米騒動、東アジア情勢など、次々と起こる課題に石破政権はどう向き合い、決断を下したのか?
舞台裏に迫りながら、これからの日本が歩むべき道を考えます。

見どころ

「令和の列島改造」を旗印に掲げ、地方創生による日本の再生を訴えるも、約1年での退陣となった石破政権。国政選挙での敗北、困難な国会運営、国際情勢の変化の中で、石破前総理が抱えた苦悩と葛藤、そして、心残りとは…。

昨年、5度目の挑戦となる総裁選に勝利し、総理大臣となった石破茂氏。しかし、国政選挙で苦戦、与野党の協調路線を訴え、政権は円滑な国会運営を模索していくこととなります。そして、2025年、トランプ関税など、国際情勢の急変などのなかで、国民の期待する「石破らしさ」を発揮することは容易ではありませんでした。

(石破前総理)
「『石破らしさ』なんて出したら…。そもそも、私、自民党のなかでも少数派だ。それはね。自民党のなかを法律案が通らない。ましてや国会が通るわけがない。だからそれはもうあのときの状況で、自分としてやりたいことはいっぱいあった…」

一体、石破前総理がやりたいこととは何だったのか?

日本でもっとも人口が少なく、過疎に苦しむ鳥取選出である石破前総理。政界に入ったきっかけは、同じく日本海側である新潟出身の田中角栄元総理だったといいます。


(石破前総理)
「角栄先生は人間じゃないからね。あれは神だからね。いや、うちの父親なんて、内務官僚、建設官僚でしたけど、田中のためなら死んでもいいって、本当に言っていましたからね。…でね、やっぱり、私にとっては、仰ぎ見る存在ではあったんだ…」

田中角栄元総理の代名詞である「列島改造」を看板政策として掲げ、地方の復活と地域格差の是正を訴えた石破政権。地方創生だけでなく、日米首脳会談、戦後80年所感、退陣後の今に至るまで、田中角栄元総理の存在は大きなものだといいます。


(石破前総理)
「やっぱり中間層が没落すると、国って不安定になるんだっていうお考えだったと思うんですね。一億総中流とか。国土の均衡ある発展とか、一極集中打破とか。それは、角栄先生が理想とされたことってのは、われわれはまだ、追い求めているという思いはあります」

国内外で経済的な格差が広がり、人々の不満や社会不安の高まりは依然として続いています。
後世、2025年はどんな年だったと人々に記憶されるのでしょうか。

岡山の街を歩き、路面電車に乗り、五目そばを頬張りながら、時にゆるりと、時に一歩踏み込んで、この国の舵取りを担った政治家に迫る特別番組「石破茂×小長啓一 未完の列島改造」をぜひご覧ください。


番組概要

タイトル
「石破茂×小長啓一 未完の列島改造」
放送日時
2025年12月27日(土)15:00~16:00
出演
石破 茂(前内閣総理大臣)
小長 啓一(田中角栄元総理 元総理秘書官)
春川 正明(ジャーナリスト・関西大学客員教授)