岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

2020年11月10日

「変わる生活」

先月、活動再開の話題を書いたのに、また再び11月一杯、隔離処置が再開のフランスである。夏休みバカンスの間、低い数字に押さえられ、政府も入れ替えてサーこれから経済再生と、復帰を始めて人が集まると、途端にコロナ罹病者の数字もウナギ登り、そうなると流行病も地球上に人口が増えすぎ、集まり過ぎているから起こる自然の摂理で、政治の問題では片付かないような気がする。カッフェ、レストラン、美容院、劇場、文化施設も再び閉鎖、食料品、薬局、日常生活に必要と認められた業種を例外に、全ての商店はシャッターが降りている。春三月との大きな違いは、経済活動は停止させないので事務所は開き、学校も閉まらない。自宅ワークが勧められ、今やネットでの勤務、パソコンや携帯は持っていて当たり前の必需品である。恒例の名物、シャンゼリーゼの年末イルミネーションは、11月22日から電気が入るという。

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