岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

2015年4月12日

「自分で守らなくては」

 プーチン大統領の伝記を、あるフランス人雑誌編集長が出版し、その記者会見に出掛ける。まだこの大統領の伝記は珍しいのだそうで、早速ロシア語にも翻訳進行中とかで、売れている。翌週には、フランス国民議会の公開ホールで、フランス外交問題研究所の「ロシア・冷戦の再開か」という刺激的なセミナーが、元首相、大臣、外交専門家など6人が講師で開かれる。シリアの内戦、ウクライナ占拠、イスラム国、とにかく平和とは縁の無い、争いの報道写真や一触即発の近年だから、とても気になるのである。フランスの人はどう考えているのだろう、どう受け留めているのだろう、こまかくはよく分からないフランス語だが、少しでも理解したい。こんな席で平和憲法の偉大さ、これを掲げる日本の素晴らしさが身に沁みる。何故これをアメリカが便利なように変えなければならないなどと思う政治家が、日本にあるのだろうか、とてもまともとは思えない。

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