「日本をフランス人と回ったこと」

 オートクチュールコレクション、男子服パリコレ、注目の20万人集まるというジャパンエックスポの4日間も、あっと言う間に日常生活には無関係に過ぎて行く。今パリジェンヌたちの着ているものは、「黒股引」である。ジーンズは全てストレッチのピッタリな、脚や腰の線丸出しだし、黒のタイツに短い腰巻スカートか、短いショートパンツの重ね。覆ってはいるのだが、下半身の線を丸出しなのである。大阪でも同様だったが、脚線の美しいのは、パリの救いである。
 社会党政権になった。案の定新税を作り、もう税金や社会保障分担金が、ホンの少しだが目立たぬように昨年より値上がりである。選挙勝利直後、大統領や大臣の給与を値下げして見せ、パーフォーマンスを見せるのだが、いいこと言っても財源は無いから、結局国民が被るのである。偉い人の給料をカット値下げしてみせても、国民全体に少しの額でも吹っかけ、値上げ出来れば安いものである。結局、社会党の常套手段、どこの国も、投票をして選ぶ責任は国民なのだが。
 

2012年7月12日 赤木 曠児郎

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