岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
パリの凱旋門

 

「2002年が始まった」

 アッという間にもう月の半ば、矢のように1日が過ぎてゆく。
 「ウイ」「ウイ」といい返事していたら、何時の間にか、パリの市内で展覧会、その上郊外の市役所文化ホールにもコーナー招待、他に重要な二年に一回開かれるパリの団体展二つ、みんなが同時に一月下旬に始まるので、作品の制作や、揃えるのに追われて、暮れも正月も無いような有り様になってしまった。絵描きとは、自分で手を動かさなくてはならない身体一つの仕事だから、もうどーにでもなれと描くのが優先、世の慣習より「自分のカレンダーでやるしか仕方ないね」とやってやっと一段落したところ。


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赤木 曠児郎 (2002年1月18日)
赤木曠児郎氏 略歴
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