今週の詩
2026.7.6.~2026.7.11.
『 風は 』
「風」と「私の詩」は、
欠けているものを埋めようとするという点で共通しています。
「西側の窓が開いていなければ/東風は入りません」とあるように、
閉ざされていれば風は通り抜けられず、
そこに開かれた場所があってこそ、
はじめて風は吹き抜けることができます。
「小さな流れのように」咲く朝顔もまた、
「風」と同じく「ひきつけられる流れ」を体現しています。
そして、「完全には開けないでいる」朝顔の花の姿は、
まだ咲ききれない部分を残している「私の詩」のあり方と重なります。
朝になると小さな朝顔は咲き、やがてしぼんでしまいます。
その限られた時間に咲く花の姿に重ね合わせるかのように、
「私の詩」がいつか鮮やかに開花することを願う心が感じられます。
欠けているものを埋めようとするという点で共通しています。
「西側の窓が開いていなければ/東風は入りません」とあるように、
閉ざされていれば風は通り抜けられず、
そこに開かれた場所があってこそ、
はじめて風は吹き抜けることができます。
「小さな流れのように」咲く朝顔もまた、
「風」と同じく「ひきつけられる流れ」を体現しています。
そして、「完全には開けないでいる」朝顔の花の姿は、
まだ咲ききれない部分を残している「私の詩」のあり方と重なります。
朝になると小さな朝顔は咲き、やがてしぼんでしまいます。
その限られた時間に咲く花の姿に重ね合わせるかのように、
「私の詩」がいつか鮮やかに開花することを願う心が感じられます。
<文・白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。