今週の詩
2026.8.17.~2026.8.22.
『 平和の詩について 』
平和について詩を書くことの難しさを語る短章です。
戦争の時代を知る人が、
知らない人たちに対して
「なぜ戦争が恐ろしいのか、
雪崩か渦に巻きこまれるようにすべて傾いたのか」
を伝えるためには、
「説得力」や「必死」の思いが必要だと述べます。
さらに「悩みも、うめきもなく合言葉を入れる」ことで、
大義名分が立ったと考えることにも疑問を呈しているのです。
このことは、
私たちが、今なお世界で起きている戦争について知り、
平和について考えるときにも当てはまるのではないでしょうか。
その時代を生きた人でなければ判らないことを理解しようとする難しさ。
戦争を知る永瀬さんだからこその切実な思いが、
短章で疑問を呈する「私」に託され、
戦争を知らない私たちにも問いかけられているようです。
<文・白根直子>
戦争の時代を知る人が、
知らない人たちに対して
「なぜ戦争が恐ろしいのか、
雪崩か渦に巻きこまれるようにすべて傾いたのか」
を伝えるためには、
「説得力」や「必死」の思いが必要だと述べます。
さらに「悩みも、うめきもなく合言葉を入れる」ことで、
大義名分が立ったと考えることにも疑問を呈しているのです。
このことは、
私たちが、今なお世界で起きている戦争について知り、
平和について考えるときにも当てはまるのではないでしょうか。
その時代を生きた人でなければ判らないことを理解しようとする難しさ。
戦争を知る永瀬さんだからこその切実な思いが、
短章で疑問を呈する「私」に託され、
戦争を知らない私たちにも問いかけられているようです。
<文・白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。