今週の詩
2026.8.10.~2026.8.15.
『 夏草が 』
夏は、草が勢いよく繁っていき地面が見えません。
抜いても刈り取ってもすぐに新しい草が伸びてくる様子は、
まるで何かに追いかけられているようです。
この状態は、
何をどう書こうかと迷う
「私たち」の混乱した頭の中の絡まり合った
草むらのようです。
「私たち」は、その草むらの中をかき分けるように、
まず書いてみることで、
初めて自分が書こうとしていたことが判り
「新しい道にやっと出会う」というのです。
つまり「判らないから書く」とは、
まずは行動に移すことが大切だということです。
最初から頭の中で構成を組み立てるのではなく、
書いていくことで
自ずと書きたいことが草むらの中から姿を現し、
なぜこのことを書きたいと思うのか、
このことをどう伝えるかの「意味がみえてくる」のでしょう。
永瀬さんが詩の一行目に大切なことを書いていたのは、
夏草をかきわけて道を作る第一歩だったのではないでしょうか。
抜いても刈り取ってもすぐに新しい草が伸びてくる様子は、
まるで何かに追いかけられているようです。
この状態は、
何をどう書こうかと迷う
「私たち」の混乱した頭の中の絡まり合った
草むらのようです。
「私たち」は、その草むらの中をかき分けるように、
まず書いてみることで、
初めて自分が書こうとしていたことが判り
「新しい道にやっと出会う」というのです。
つまり「判らないから書く」とは、
まずは行動に移すことが大切だということです。
最初から頭の中で構成を組み立てるのではなく、
書いていくことで
自ずと書きたいことが草むらの中から姿を現し、
なぜこのことを書きたいと思うのか、
このことをどう伝えるかの「意味がみえてくる」のでしょう。
永瀬さんが詩の一行目に大切なことを書いていたのは、
夏草をかきわけて道を作る第一歩だったのではないでしょうか。
<文・白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。