今週の詩
2026.2.2.~2026.2.7.
『 短章「季節 a 電柱」 』
春が待ち遠しい頃になりました。
春を愛した永瀬さんのまなざしには、
驚かされることばかりです。
「私」が何気なく見ている、
電柱のネーム・プレートの春夏秋冬の光。
その光を敏感に感じている「私」は、
「友なき者」である電柱のネーム・プレートで
春の訪れに気づいているのです。
「私」も電柱も実は一人ぼっちだからこそ、
誰よりも早く春の光に気づくというこの発想。
友達とにぎやかに過ごす喜びとはまた違う、
「友なき者」だからこその豊かさに気づかされます。
そしてそのように春に気づく「私」も電柱も、
実は「友なき者」ではなく皆、友達だったのだと気づかされます。
春を愛した永瀬さんのまなざしには、
驚かされることばかりです。
「私」が何気なく見ている、
電柱のネーム・プレートの春夏秋冬の光。
その光を敏感に感じている「私」は、
「友なき者」である電柱のネーム・プレートで
春の訪れに気づいているのです。
「私」も電柱も実は一人ぼっちだからこそ、
誰よりも早く春の光に気づくというこの発想。
友達とにぎやかに過ごす喜びとはまた違う、
「友なき者」だからこその豊かさに気づかされます。
そしてそのように春に気づく「私」も電柱も、
実は「友なき者」ではなく皆、友達だったのだと気づかされます。
<文・白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。