今週の詩
2026.1.5.~2026.1.10.
『 春の夜のしなさだめ 』
新しい年を家族で過ごした時の思い出の詩です。
家族であっても知らないことや気づけないことはあるものです。
娘たちは、父が若い頃の母の姿を胸の中に抱いていたことを知りませんでした。
その後、「母の若かった時の写真」が見つかり、
父の胸にあった母の姿を目の当たりにした娘たち。
「若かった時」の外見が美しいことはもちろんでしょうが、
父が「嫁に来た時と今もちっとも変わらんねえ」と言ったのは、
それだけではなく結婚当初と変わらぬ愛情を
互いに持ち続けていたことがこの言葉を言わせたのでしょう。
二度と戻らない家族での団らんと、その時には気づかなかった両親の心。
愛情深い二人に育てられた娘たちの幸せも感じられます。
<文・白根直子>
家族であっても知らないことや気づけないことはあるものです。
娘たちは、父が若い頃の母の姿を胸の中に抱いていたことを知りませんでした。
その後、「母の若かった時の写真」が見つかり、
父の胸にあった母の姿を目の当たりにした娘たち。
「若かった時」の外見が美しいことはもちろんでしょうが、
父が「嫁に来た時と今もちっとも変わらんねえ」と言ったのは、
それだけではなく結婚当初と変わらぬ愛情を
互いに持ち続けていたことがこの言葉を言わせたのでしょう。
二度と戻らない家族での団らんと、その時には気づかなかった両親の心。
愛情深い二人に育てられた娘たちの幸せも感じられます。
<文・白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。