今週の詩
2026.3.16.~2026.3.21.
<文 白根直子>
『 見えても見えない三章 aミモザ 』
ロウバイ、レンギョウ、タンポポ……
そして、ミモザ。
春に咲く黄色い花は、
景色を一度に明るく暖かくしてくれます。
春の訪れを待ち焦がれる「私」は、
「十三週間以上も待たせた」と花咲く日を楽しみにしていました。
けれどもやっと咲いた時には、
その花を見に行くことができず遠くから小さく見えるだけ。
それでも、人知れず咲くミモザが、
「私にだけは見え」ていたのです。
「東山」は、
岡山駅前から岡山市中心部を走る路面電車の終点の駅です。
永瀬さんは、車窓から見える景色を詩に書いており、
この詩もそうしたひとつです。
「見えても見えない」ほどかすかな、
けれども確かな春の訪れを見つめる「私」。
春は、約束を破ることはない友達のように、
必ず「私」のところに来てくれます。
そして、ミモザ。
春に咲く黄色い花は、
景色を一度に明るく暖かくしてくれます。
春の訪れを待ち焦がれる「私」は、
「十三週間以上も待たせた」と花咲く日を楽しみにしていました。
けれどもやっと咲いた時には、
その花を見に行くことができず遠くから小さく見えるだけ。
それでも、人知れず咲くミモザが、
「私にだけは見え」ていたのです。
「東山」は、
岡山駅前から岡山市中心部を走る路面電車の終点の駅です。
永瀬さんは、車窓から見える景色を詩に書いており、
この詩もそうしたひとつです。
「見えても見えない」ほどかすかな、
けれども確かな春の訪れを見つめる「私」。
春は、約束を破ることはない友達のように、
必ず「私」のところに来てくれます。
<文 白根直子>
永瀬清子さん プロフィール
過去の放送をPodcastで配信中!
朗読
- RSKアナウンサー
- 小林 章子
- (こばやしあきこ)
岡山市生まれ。
RSKイブニングニュースで永瀬清子さんをテーマに取材。
2003年 第29回アノンシスト賞・優秀賞「テレビ 実況・フリートーク部門」
2010年 第36回アノンシスト賞・優秀賞「CM部門」
2013年 第39回アノンシスト賞・優秀賞「ラジオ 読み・ナレーション部門」など受賞。
1906年、現在の岡山県赤磐市に生まれました。
1995年、89歳の誕生日に生涯を閉じるまで、生涯現役の詩人を貫いた「現代詩の母」です。
多感な時期を金沢・名古屋で、結婚して大阪・東京で暮らし、1945年に夫の転勤で岡山市に帰りました。
戦後、現在の岡山県赤磐市松木で農業に従事しながら詩を書き、詩の雑誌「黄薔薇」を創刊。
岡山県詩人協会の初代会長も務め、後に続く詩人を育てました。
また、ハンセン病の入所者とともに詩を書き、選挙により豊田村の教育委員、岡山家庭裁判所の調停委員、世界連邦運動に参加、近代岡山の女性史研究を行うなど幅広い活動も知られています。