2025年3月15日予告
岡フィル ヴァイオリン奏者 仁熊美鈴さん
今回のテーマは「演奏会」、仁熊さんが参加する弦楽四重奏の演奏会と岡フィル5月の定演をご紹介する。
まず弦楽四重奏は「わたしたちの室内楽~long long ago」というタイトルで4月26日と27日に岡山禁酒会館で開催。
今回はピアノが加わってピアノ五重奏という形となった。
味わいのある禁酒会館の2階ホールでアップライトのピアノと弦楽の調べが楽しめる。
そして5月の岡フィル定演は、スメタナ作曲の大曲「交響詩わが祖国」。
それぞれの聴きどころと演奏への思いを語りながら、シューマン作曲こどもの情景、ピアノ五重奏曲変ホ長調第1楽章に耳を傾けてください。
2025年3月8日放送
岡フィル ヴァイオリン奏者 仁熊美鈴さん
2024年6月、ふるさとのオーケストラに入団してとても嬉しいと語っていた仁熊さん。
幼稚園の頃、ヴァイオリニストの演奏する姿に憧れてヴァイオリンの道を選んだ。
さて、今回の選曲のテーマは仁熊さんの大好きな「歌」。
しかも「男声」に焦点を当て、ボーイズソプラノ、カウンターテナー、テノールの3曲を選んでくれた。
アレグリ作曲「ミゼレーレ」、ポルポラ作曲「愛する人を待っている間」など珍しい曲も並ぶが、仁熊さん推しの歌手への賛辞と解説が素晴らしい。
なかでもシューベルト作曲「春に」を歌う、イアン・ヴォストリッジにそれぞれの春を思っていただければ…
2025年3月1日放送
岡フィル ヴァイオリン奏者 和田恵理子さん
先週に引き続き、和田恵理子さん、ヴァイオリニストにして山ガールの和田さんが、ふるさと北海道の冬の思い出を語る。
選曲したシベリウス作曲ヴァイオリン協奏曲ニ短調を聴くと、千歳市で過ごした小学校の体育の時間を思い出したのだ。
グラウンドに氷面を作り、屋外で行うスピードスケート、タイムでクラス分けもあって、結構スパルタでした、と話した。
スキーとスケートと北海道のこどもたちという話題で大盛り上がりのふたり、目指すは富士山、アルプス登山で結着した。
明日は、岡フィルの定演なので、ぜひお越しをと和田さんからのお誘いもお忘れなく。
2025年2月22日放送
岡フィル ヴァイオリン奏者 和田恵理子さん
2024年6月入団の和田さんは、北海道千歳市がふるさとだ。
倉敷はなんて素敵なところと、住まいにもなじんだご様子で、2回目の出演。で、今回和田さんがヴァイオリニストであると同時に、山ガールだということが分かった。
コロナで演奏会は自粛、北海道の実家にいた時、近くの山でも登ってみようと、思いついたのが、どうやらきっかけだそうだが、コロナ禍の後、高尾山、箱根の金時山、大菩薩嶺、そして四国の石鎚山と立て続け。
そんな和田さんが選んだのは、シュトラウス作曲アルプス交響曲。
奥富アナがなんてキラキラした眼をするの!?という表情の和田さんの山&クラシックトークをお楽しみください。
2025年2月15日放送
岡フィル ヴァイオリン奏者 石原崇子さん
石原さんのイギリス留学時代の話題を中心にお送りする。
当時の恩師はジボーニ先生、近寄りがたいオーラがあった先生だったそうだ。
なかでも忘れられないのは、稀代のヴァイオリニスト、ユーディー・メニューイン氏に会ったこと。
学生たちを前に人生を語ったそうだが、メニューイン氏の本は石原さん座右の書でもあるそうだ。
今回の選曲は、メニューイン演奏の「くまん蜂の飛行」、10代のメニューインの恐ろしいほどのテクニックが圧巻。
そしてジャズヴァイオリニストであるステファン・グラッペリと共演した「I got my love to keep me worm」など。
100年近い時を超えて、なお色褪せない名演に耳を傾けてください。