2025年2月8日予告
岡フィル ヴァイオリン奏者 石原崇子さん
石原さんの楽器との出会いは、クラシックの音楽会。
5,6歳の頃、オーケストラのコンサートマスターが演奏する姿を見て「かっこいい!なりたーい」と思ったそうだ。
桐朋学園大学音楽学部にすすみ、厳しいレッスンを乗り越えてイギリス留学も果たした。
今回は、そんな石原さんが「恩師を語る」をテーマに選曲してくれた。
その恩師とは、桐朋学園の高校・大学時代に師事した広瀬悦子先生。
今年84歳の村瀬さんは今も現役のヴァイオリニスト、毎日2時間の練習を欠かさないそうだ。
選んだ楽曲は、村瀬さんの1965年当時の日比谷公会堂の録音で圧巻の演奏「シャコンヌ」と当時本邦初演の「イザイの無伴奏」を中心にお送りする。
2025年2月1日放送
岡フィル チェロ奏者 川岡光一さん
2週にわたって、川岡さんの多彩な音楽の世界をご紹介。
呉市で毎月ライブを行ったり、東京や名古屋、大阪などでのツアーもあったりで忙しい日々を送る川岡さん。
恩師は日本を代表するチェリストの倉田澄子さんで、クラシック以外の音楽の道も背中を押してくれたそうだ。
今回ご紹介するのは、フラメンコギターとドラムスとチェロのユニット「森本ケンタトリオ」。オリジナルでライブを行う。
今回はアルバム「グリード」からいくつかご紹介、華麗なギターと力強く滑るような流麗なチェロの音色があふれ出る世界だ。
また、2月2日呉市で開催される呉シック音楽祭のお誘いもお聴きください。
川岡さんは音楽で地域おこしもやってます!
心躍らせてください。
2025年1月25日放送
岡フィル チェロ奏者 川岡光一さん
2024年6月入団組の一人、川岡さんは広島県呉市の出身、現在も呉市在住で、クラシックだけでなくノンジャンルで活躍中のチェリストだ。
ビートルズ大好きのピアニストの母と、ブリティッシュロックにはまる父に囲まれ、チェロとの出会いは高畑勲アニメ「セロ弾きのゴーシュ」。
5歳の時。高校から桐朋学園に進み、チェリストの道を歩んできた。
チェロの入り口はクラシックだが、音楽の魅力はロックもクラシックも一緒、なので広島在住のいろいろなアーティストともコラボする。
今回は、自作の多重録音ミニアルバムからビートルズの名曲「ひとりぼっちのあいつ」、川岡さんが参加するデュオ・ガイツの演奏でブラックバードなど、チェロの圧倒的なパフォーマンスと多彩な魅力にあふれた30分に心躍らせてください。
2025年1月18日放送
岡フィル コントラバス奏者 奥田敏康さん
音楽好きでジャズが好きな母のもと、なぜかクラシックにはまっていった奥田さん、初めて聞いたショスタコーヴィッチの交響曲第5番に魅せられたと言う。
コントラバスと一緒にオーケストラの豊かな響きの中にいることは、幸せなのだそうだ。
さて、今回は、岡フィル5月の定期演奏会で予定される、スメタナ作曲の連作交響詩「我が祖国」から選んでくれた。
有名な「モルダウ」、アマゾネスをイメージした「シャールカ」、そして弦楽パート泣かせの「ボヘミアの森と草原より」。
メロディアスなモルダウとは、全く違う曲想の各曲をどうぞ。
スメタナの豊かな表現力を奥田さんが見事に解説します。
2025年1月11日放送
岡フィル コントラバス奏者 奥田敏康さん
昨年6月に入団した奥田さん、真庭市出身で現在は大阪在住。
中学の吹奏楽部でコントラバスと出会い、音楽の道へと進んだ。
奥田さんのコントラバス愛があふれる選曲は、ずばりリヒャルト・シュトラウス作曲の「ツァラトゥストラはかく語りき」だ。
ニーチェの哲学書を題材に書かれた9つの曲で構成される交響詩。
序奏の冒頭は、映画「2001年宇宙の旅」で使われ一躍有名になったが、実はこの交響詩は、コントラバスが活躍する楽曲なのだそうだ。
序奏、現世に背を向けて、大いなる憧れについて、学問についてなどあまり聞くことのない曲だが、大編成のオーケストラの魅力や壮大な響きに引き込まれる交響詩だ。
奥田さんいわく、コントラバスの新しい扉を開いた作曲家、リヒャルト・シュトラウスの魅力に触れてください。