春木 紗里

報道制作局 テレビ制作部

2017年入社

[取材日:2023年11月]

現在の部署での仕事

テレビ番組の制作でディレクターをしています。
私は産休・育休で2年弱お休みし、今年の3月に復職したのですが、部内のサポートを受けながら現在は岡山県の広報番組と特別番組などを担当しています。
担当の番組だけでなく、大規模な中継(おかやまマラソンやスポーツ中継など)は全員出動で協力して行うものもあります。

ディレクターは、テレビ番組の制作現場の責任者です。
企画会議から制作に必要なリサーチ、取材先・施設の利用申請に撮影交渉から台本作成、出演者への指示出しと、制作現場のすべての業務に関わり、全体を指揮します。
撮影が終わったら「編集」という業務に移ります。
数日間編集室にこもり、映像データの編集、テロップ・BGMなどを入れ、納品します。
子育てとの両立は、はっきりいって大変ですが、共に非常にやりがいのある任務なので、充実した日々を送っています。

「やっててよかった」と思った仕事

私は地元が岡山で、いつか地元のテレビ局に入ったら、地元の魅力や身近で頑張っている人の応援になる取材ができたら…思っていたので、担当番組でそのお店や、取り組みを紹介できた時は非常にやりがいを感じました。
また私は東京のテレビ制作会社で6年勤務したのち中途採用でRSKに入社したのですが、一貫してこの業界の最大の魅力だと感じるのは、仕事柄、色々なところに行き色々な人たちに会うことができるので“自分の世界を広げることができる”という所だと思います。

普段では絶対入ることの出来ない場所に取材だから入ることができたり、出会うはずのない人にインタビューしたりすることができます。
飲食、建築、芸能、スポーツ、医療…オールジャンルな出会いや知識を育ててくれるのはこの仕事くらいなのではないかと思います。

失敗の経験と対処法

全国ネットの特番のロケ時、出演者をロケ車に案内する際、軽快に「こちらにどうぞ!!」とドア開けると、全く別の車だったことがあります。
ものすごく恥ずかしく、同時に時間のない現場だったので焦りましたが、大声で「失礼いたしました~!車間違えました~!」と言うと周りのスタッフが、怒るのではなく大爆笑してくれて、出演者の方も笑ってくださり、事なきを得たことがあります。
きちんとチェックしておくべきだったという反省と、爆笑してくれたみなさんに感謝です。

映像を創りだすだけではなく、仕事を円滑に進める為の“気配り”や“雰囲気づくり”が必要だという事も改めて感じました。
大体のことは気合いとどうにかなります。
先輩社員、全員そこそこのミスを経験して生きています。
みなさんにもミスを恐れず、元気に楽しんで仕事に向き合って欲しいです。

オフの過ごし方

オフの日は朝ゆっくり寝たいところですが、2歳児にたたき起こされ(なんならいつもより早い)朝ごはんを食べさせ、お昼ご飯どこに食べに行こうかな~と考えながら遊びに付き合い…と基本子ども中心の休日です。
子どもがお昼寝に入ったタイミングで、撮りためていたドラマなどを見て束の間のフリータイムを楽しみますが、目覚めたらまた子中心の時間…あっという間に時間が過ぎますが、子の成長を感じながら家族で過ごす週末はとても楽しいです。

就活生にひとこと!

1人の社会人として強く成長できる職場です。
「面白いものを生み出したい!」という熱い想いがある人!
是非RSKへ!(女性のみなさん、子どもがいても周りのサポートもあるので現場でも働き続けることができますよ!)