「休みの過ごし方」

 旅をして、見て歩くのは旅行であって、これはバカンスではないと厳密に区別、旅行と休暇とが一緒混ぜの日本人とは、考え方の違うところだろう。だからパリの街路樹の木陰で、平常は出来ない時間を持つのも、人生の生き甲斐なのである。定年は早くもらって、仕事から離れゆったりと、自由に暮らすのが理想なのである。生活のための労働は、神様が人類に与えた罰と、聖書で教えられていて、定年を延長し、天下りまでして、所得拡大が考えの人たちは、暮らせない、憐れな人たちの群れであって、理解の外である。こちらの定年と保険のシステムでは、定年の年齢を過ぎると、年金を得ながら職に就いても、吸い上げられて、チットモ得しないように、制度が出来ている。

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