58日(木)

新入職員が育苗センターへ

新見市にある、JA晴れの国岡山の新砥育苗センターを訪れました!

ハウスの中には、稲の苗がずらりと並んでいました♪

今年も順調に生育しているということです。

育苗センター

ここでは、コシヒカリ、あきたこまち、ヒメノモチ、きぬむすめの4品種を育て、地元農家へ販売しています。

新見では、今が本格的な田植えの季節。苗の出荷もピークを迎えています。

苗の出荷作業

繁忙期は、他の部署からも作業の応援に駆けつけます。

新入職員の宇根本直樹さんも苗の出荷作業を手伝っていましたよ♪

新人職員の宇根本さん

広島市出身の宇根本さん。

岡山の大学に通っていて、もともと農業に興味があったことから、JA晴れの国岡山への就職を決めたんだそうです(*^-^*)

宇根本さんは、新見統括本部 地区推進部で働いています。

この日は、日ごろの業務内容とは全く違う作業でしたが、「どんどん運んでいくとその場から苗がなくなっていくので、達成感があった。自分の仕事は農業に関わっているということを感じることができた」と話していました。

作業をする宇根本さん

山下陽さんは笠岡市出身。この春から新見駅前支店へ配属され、窓口業務を担当しています。

ふだんはお金を取り扱うことが多い仕事なんだそうですよ!

来店するお客さんは、農業をしている人が多いとのこと。

この日、新砥育苗センターで、農家の苦労もわかってよかったと話していました。

「きょうの経験を生かして、農家さんの役に立てるよう頑張っていきたい」と意気込んでいましたよ♪

山下陽さん

新砥育苗センターには、毎年、新見エリアの新入職員が応援に来ているということです。

農業の原点ともいえる米作りについて知ることができるというのは、いい経験になりますよね。

 JA晴れの国岡山 新見基幹アグリセンター 営農課 水地 出耀課長は、
「どんな業務についていても、組合員との関わりはあって、農業をしている人も多いので、今回の経験を踏まえて、信頼を深めていってほしい」と、話していましたよ。

水地 出耀課長

今回の経験を通して、地域の農業を支える大切さを感じることができたのではないでしょうか(^^)

JA職員の一人として、頑張ってくださいね!

 新人職員のお二人

リポーター
難波紗也
55日(月)

原 裕貴さん

家族の勧めで、ブドウ農家へ転身。

若い力で地域を盛り上げようと奮闘中の男性を取材しました(^O^)

原 裕貴さん

JA晴れの国岡山 まにわぶどう部会 原 裕貴さん(27)は、今年就農したばかりのニューフェイスです(^^)

作業する原さん

35アールの畑で4種類のブドウを作っていて、シャインマスカットの木は、かわいらしいふわふわとした芽が出ていました(^v^)

シャインマスカットの木の芽

今は『芽かき』と呼ばれる作業で、伸ばす芽を厳選していく時期なんだそうです。

芽かき作業

原さんはもともと1級自動車整備士の資格を持ち、自動車ディーラーに勤務していました。

ブドウ作りをするきっかけとなったのは、『親方』の存在です。

親方の本多さん

『親方』こと、本多 雄嗣さん。

真庭地域の農業を支えるベテラン農家です。

2人は親せきで、原さんが将来に悩んでいた時、『ブドウをやってみないか』と電話をくれたんだそう(#^^#)

本多さんのもとで1年間修業し、同じ夢を志す仲間とも出会い、今では刺激的で楽しい毎日を送っています。

去年会った時の写真

じつは去年もお会いしました(#^^#)

原さんは、

「農業で“真庭”という地域を盛り上げながら、いちばんを目指して頑張りたいです。

地域の皆さんに頼られるような農家になりたいと思います」

と話します。

原さんと古米

原さんと

原さんは、親方の技術だけでなく、スタイリッシュな見た目もリスペクトしていて、『農家らしくない農家』を目指しているんだそう(^O^)

おしゃれも楽しめるなら、きっと若い人たちにもっと興味を持ってもらえるはず。

農業の楽しさをたくさんの人に伝えたいと、今はひたむきに頑張ります。

原さん

リポーター
古米沙世
52日(金)

山中 樹さん

 

今回の直売所リレーは、ひるぜんジャージーランドを訪れました!

 施設に入ってすぐのところに、多くの乳製品を販売している、ひるらく直営の売店があります♪

ひるぜんジャージーランド

 搾りたてを加工した、鮮度の高い牛乳はもちろん、ヨーグルトやプリンなどのスイーツも豊富(*^-^*)

おいしそうなものばかりで、どれを選ぼうか悩んでしまいます…♡

ひるぜんジャージーランド

 ひるらくのオリジナル「FILER」(フィレ-ル)のお菓子は、ここでしか買えないんですよ♬

ひるらくのオリジナル「FILER」(フィレ-ル)のお菓子

 「FILER」は、フランス語で【紡ぐ】という意味。

ひるぜんジャージーランド専属のパティシエが、ひとつひとつ丁寧に作る【至高のスイーツ】なんです。

ひるらくのオリジナル「FILER」(フィレ-ル)のお菓子

 クッキー缶は、1週間ほど前に発売されたばかり!

蒜山ジャージー牛乳とバターを使用して作られたクッキーの詰め合わせ。

見た目のかわいさに、心ときめきます!♡

クッキー缶

 さまざまな焼き菓子がありますが、今回注目は「マドレーヌ」です(*^^*)

マドレーヌ

 パティシエの若山泰広さんに、その魅力を聞いていきますよ!

「FILER」のスイーツは施設のすぐ横にある工房で作られています。

パティシエの若山泰広さん

 マドレーヌには、蒜山ジャージーの発酵バターをたっぷり使用。

すりおろした瀬戸内レモンの皮も加え、食べやすい風味になるよう工夫をこらしました。

スイーツ作り約15年の若山さんが、開発にかなり力を入れたというマドレーヌ。

理想のふんわり食感を実現させるため、100回近く試作を重ね、ひと冬かけて完成させたそうです!

マドレーヌ制作中

 試食させてもらうと、ふわっと軽い食感♪

バターの香ばしい香り、さわやかなレモンの風味も広がりました。

牛乳の甘みも感じられて、蒜山らしいスイーツでした。これは絶品!♡

いざ試食

 パティシエの若山さんは、
「蒜山ジャージー牛乳のおいしさを多くの人に届けたい」
との思いで、スイーツ作りをしているそうです。
このおいしさを味わえるのは、蒜山だからこそなんですよ。

 この時期は、牛の放牧も始まっています!気候もよく気持ちがいいですよ♪

ゴールデンウイークのお出かけにもおすすめです(#^^#)

牧場


 

リポーター
難波紗也
428日(月)

山中 樹さん

家業の酪農に興味を持ち、北海道の大学へ進学。

今は、“教わる立場”から“教える立場”になった男性を取材しました。

山中さん

中国四国酪農大学校 第一牧場技師 山中 樹(たつき)さん(24)です(#^^#)

ふだんは先生として、学生たちに酪農の専門知識を教えています。

先生として酪農の知識を教える

山中さんの実家は3代続く酪農家です。

飼育頭数約900頭と大規模経営の牧場で、幼いころから牛が当たり前にいる環境の中で育ちました。

掃除をする山中さん

祖父からは『お前は牧場の4代目になるんだ』とよく言われていて、子どものころは、なかなか興味が持てなかったそうですが、高校生になって次第に意識するようになりました。

高校卒業後、北海道の酪農学園大学へ進学し、猛勉強。

大学卒業後は、そのまま北海道の牧場に勤務しましたが、父の勧めもあって岡山へ戻り、中国四国酪農大学校に教員として勤務することを決めました。

牛と山中さんと学生さん

話し方がゆったりとしていて、一見、ほわほわとしているように見える山中さんですが、学生たちによると、『自分が理解するまで根気強く教えてくれる』、熱心な一面もあるんだとか(#^^#)

学生さんと話す山中さん

山中さんにとって学生たちは、昔の自分と重なるようで、『どうしたら分かりやすく教えられるか』を常に考えているんだそうです。

“先生と学生”というよりは、“先輩と後輩”の関係性で、互いに思ったことを言い合える、信頼関係も築いています(^v^)

学生さんと山中さん

山中さんは、

「やりたいことがあってここに来ている子が多いので、それに役に立てるような知識や技術を教えていきたいです。学んでもらいたいのは、“牛をよく見ること”。牛の体調の変化がすぐに分かるようになってもらいたいです」

と話します。

みなさんと

みなさんと

今後は、新入生の指導も始まるのでドキドキしているという山中さん。

これからの出会いも楽しみにしながら、将来に向けて一歩一歩、進んでいます。

山中さん

リポーター
古米沙世
425日(金)

直売所リレー 百菜市場 和気店

2回目の「直売所リレー」企画!!

今回は、JA晴れの国岡山の「百菜市場 和気店」です。

百菜市場 和気店

今はタケノコが出荷のピーク♪

朝早くから、地元生産者が手際よく並べていましたよ(^^)

地元生産者の方

すぐに食べられるようにと、水煮にしたものも出荷。

多くの人が手に取っていました!

たけのこ水煮

さらに、夏野菜の苗もずらり!

トマトやキュウリなど、今が植え付け時期ということで、さまざまな種類を取り揃えていましたよ。

苗を見ると、育ててみたくなります(*^^*)

 夏野菜の苗

さらに!野菜や果物の種も豊富!

エダマメやゴボウ、ネギ、トウモロコシなど、たくさんの種類がありました!!

その数にビックリ!他の直売所と差別化を図ろうと考え、多く並べることにしたそうです。

 野菜や果物の種

今回注目はこちら!!かわいらしい花です(*^-^*)

色とりどりの花が店内を明るく彩っていましたよ♬

 色とりどりのお花

10種類ほどの花を生産している、岸本光史さんのハウスを訪ねました。

岸本さんのほ場は、岡山市東区瀬戸町大井にあります。

 岸本さんのハウス

栽培に力を入れているのは「スターチス」という花。

スターチス

岸本さんにたすきをつなぎ、その魅力を聞いていきます(*´ω`)

 岸本さんと難波

パッと見るとカラフルな花に見えますが、実は真ん中にある白い部分が花。

ピンクや紫の部分は「ガク」なんだそうです!

ピンクの部分はガク、白い部分が花

スターチスは、地中海沿岸原産の植物。乾燥を好みます。

湿気があると病気になりやすいので、水の管理には気を付けているとのこと。

植え付けをして1か月~2か月は水を与えますが、それ以降は水やりをしないそうです!

 最後に水をやったのは昨年10月末。

雨に濡れるのもよくないので、ハウスの中で育てているということです!

 水やり

とってもかわいいスターチス、日持ちするのも魅力のひとつです。

長く楽しめるということで、お客さんにも喜ばれているそうですよ(*´ω`*)

岸本さんは、6月末までは毎日、直売所にスターチスを出荷する予定です。

いろんな色を組み合わせて店頭に並べているんですよ。

合う色を考えながら束ねているということです!

店舗にあるスターチス

 岸本さんは「花を見て、心豊かに、和んでもらいたい」と話していました。

私も、スターチスに囲まれて、とっても穏やかな気持ちになりました(*^-^*)

花の癒やし効果ってすごいですよね。

皆さんも、ぜひ「百菜市場 和気店」を訪れてみてください(#^^#)

リポーター
難波紗也
424日(木)

JA岡山厚生連 健診車で健康をサポート

今回は、JA岡山厚生連の健康増進活動を紹介します!

岡山県内各地を健診車で巡り、地域の皆さんの健康チェックをしているんですよ。


この日は、JA晴れの国岡山の矢掛支店で実施。

駐車場に3台の健診車を発見しました!

健診車

健診車の中では、心電図やエコーの検査、レントゲン撮影などが行われているそうです。

中には、「笑味ちゃん天気予報」のロゴが入ったものもあるんですよ!!

ロゴの入った健診車と難波リポーター

支店の2階では、身体測定や骨密度測定、採血などの健診が行われていました。

健康診断って少し緊張すると思うのですが、友達や知り合いの農家と一緒に訪れている人もいて、和やかな雰囲気に包まれていましたよ(*´ω`)

健診中の様子

会社を退社してから11~12年、

毎年ここで健康診断を受けているという、地元農家の妹尾春藏さんは、

「動ける体を維持できているのは、この健診のおかげ」と感謝の言葉を口にしていました。

妹尾さん

JA岡山厚生連が実施する巡回健診は、今年度85回実施される予定とのこと!

さまざまな支店を巡るので、自分の家の近くで受診できるというのは、気軽に受けられてありがたいですよね♪


さらに、組合員以外の方も受診できるそうです!

「なかなか健康診断を受ける機会がない」という方は、チェックしてみてください。


JA岡山厚生連 健康管理部 青江伸治次長は、
「田畑の多い地域では、農業をしている人も多いと思いますが、作業の忙しさで自分の体調管理ができていない人も多いと思う。【予防は治療に勝る】をモットーにこの事業を展開しているので、体調管理の一助になれたらいい。」
と話していました。

青江伸治次長

皆さんも年に一度は、健康チェックをしましょう!

リポーター
難波紗也
421日(月)

高梁城南高校 環境科学科 林産専攻

 月に一回、農業や酪農を頑張る生徒や学生を紹介しています!

今回は、高梁城南高校 環境科学科 林産専攻 3年生のみなさんです(#^^#)

高梁城南高校 環境科学科 林産専攻 3年生のみなさん

林産専攻では、高梁城南高校伝統の『ホワイトヒラタケ』の生産に取り組んでいます。

ホワイトヒラタケの生産

おがくずと米ぬかを混ぜた瓶の中に菌を植え付け、専用の部屋で約40日かけてじっくり育てます。

おがくずと米ぬかを混ぜた瓶

真っ白でしっとりとした肌が魅力的なホワイトヒラタケ。

肉厚でジューシーな味わいは、地元でも大人気なんだそうです(^O^)

ホワイトヒラタケ

袋詰めも、かさが割れやすいので一つ一つ丁寧に。

常に『自分が買う立場だったらどう思うか』を考えながら、作業を行います。

袋詰めするみなさん

生徒は、

「みんなで一緒に取り組む実習は楽しいです。

『高校生が一から全部、丁寧にしてくれたのか』、『ああおいしいな』と思ってもらえるように、想いを込めて作っていきたいです」

と話します。

作業する生徒さん

『ここで出会った仲間たちと、大人になっても友だちでいたい』と、そんな熱い想いも教えてくれた生徒たち。

今後は、卒業に向けた『課題研究』に取り組みます。

生徒たちと

生徒たちと

頼れる仲間とともに、大切な学びを得る3年間。

生徒たちが作る特別な作物を、地域の人たちも楽しみにしています(#^^#)

ホワイトヒラタケの袋詰め作業

みなさんが作るホワイトヒラタケは、校内販売や、JA晴れの国岡山の高梁管内の直売所で販売されているそうです。

見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!(^^)!

リポーター
古米沙世