56日(火)

びほく地域のアスパラガス

 びほく地域では、露地で作るアスパラガスの収穫がピークを迎えています!

アスパラガスと中村さん

JA晴れの国岡山 びほく地域アスパラガス生産部会 中村 誠 部会長の畑を訪れました(#^^#)

標高約250メートルにある畑は、空気が澄んでいて、心地のよい風が吹いています(^v^)

アスパラガスの畑

中村さんは、就農7年目。今年度、部会長に就任しました。

さすがは産地のリーダー!

畑にはきれいなアスパラガスばかりです。

春芽

今の時期のアスパラガスは、『春芽(はるめ)』と呼ばれています。

軟らかくてみずみずしい、とてもおいしい時期です(#^^#)

アスパラガスの芽

いいアスパラガスを作るためには、肥料と水が大切。

たっぷりの肥料と、常にしっとりと水を含んだ土壌が、仕上がりを左右します。

暑くなると、1日に3~4回は水やりが必要で、豊かな山水が大きな味方になってくれています(^O^)

アスパラガスの切った茎

☆お久しぶりの、クイズです!☆

Q.アスパラガスは暖かくなると、1日で何センチくらい伸びるでしょうか?

アスパラガス

暑くなるにつれ、成長スピードはグングン速まります。

分かりましたか…?

収穫する中村さん

正解は…『1日で8センチくらい伸びる!』です!

放置しておくと、すぐに伸びてしまうので、気温が高い日は1日に3回収穫に赴くんだそう。

大変ですが、いいものを作るためにはこまめな管理が欠かせません。

アスパラガス

中村さんは、

「おいしいものをたくさん出したほうが、お客さんが喜ぶ。

 それがひとつの楽しみです。『いいものを出す』ことが幸せ。

 部会みんなで足並みそろえていいものを出していきたいです」

と話します。

収穫する中村さん

部会員は25名。これからは中村さんが引っ張っていきます。

産地一丸となって、おいしいアスパラガスを届けます。

中村さんと古米

中村さんと

びほく地域のアスパラガスは主に市場出荷ですが、JA晴れの国岡山の高梁管内の直売所や、旬感広場『晴れのち晴れ』で販売されていることもあるそうです。

見かけたらぜひ、手に取ってみてくださいね(#^^#)

429日(火)

備南地区の千両なす

品質トップクラス!

岡山市 備南地区特産の『千両なす』を取材しました(^O^)

備南地区特産の『千両なす』

JA岡山 備南施設茄子部会 大﨑 浩之さんは、ナス作り20年。

5棟のハウスで、地域特産の千両なすを作っています。

千両なす

部会では“選果販売専門委員”も務める大﨑さん。

その厳しい目は、少しの曲がりも見逃しません(^v^)

大崎さん

水分・食感・おいしさ・見た目の美しさ、たくさんの魅力が詰まった、備南の千両なす。

“茄子紺(なすこん)”と呼ばれる濃い紺色の美しさが目を引きます。

千両なす

岡山県内だけでなく、京都などにも多く出荷されていて、その品質は、高い評価を受けています。

千両なす

収穫は、9月から翌年の6月までと長期間。

特に夏は、ハウスの中が40℃を超えるほど、過酷な環境の中、作業を行います。

この暑さを乗り切るため、大﨑さんが思いついたのが、『サウナに行って温度の耐性を上げること』!

大崎さんと古米

というのも大崎さん、サウナに大ハマり!

ナスの作業が落ち着く時期は、週に1回通うほどの熱中ぶりです(#^^#)

千両なすを見る大崎さん

たしかに、サウナは90℃くらいですから、ある程度の暑さは耐えられそうですが…面白い対策ですよね(^O^)

千両なすと大崎さん

取材中、出荷規格外の大きなナスもうれしそうに見せてくれるなど、なんともお茶目な大﨑さん。

この人柄がいいナスを作る秘訣でしょうか(#^^#)

千両なす

大﨑さんは、

「『やっぱり岡山の千両なすはおいしい』と、食べてもらえるものを作りたいです。自慢の作物ですね」

と話します。

これからも、『月に一回はサウナに行ってリフレッシュしながら頑張りたい』と意気込む大﨑さん。

農業も趣味も楽しそうです(#^^#)

大崎さんと古米

大﨑さんと

備南地区の千両なすは主に市場出荷です。

スーパーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね(^O^)

422日(火)

牛窓地区の春ハクサイ

 瀬戸内市 牛窓地区で栽培されているハクサイ!

冬のイメージがある作物ですが、春もおいしいんですよ(#^^#)

ハクサイ

JA岡山 牛窓白菜・キャベツ部会 髙田 和之 副部会長の畑も、収穫を間近に控えていました!(^^)!

ハクサイを持つ髙田さん

4月16日収録

髙田さんは、20人の従業員と大規模農業に取り組んでいて、春ハクサイは合わせて2ヘクタールの畑で育てています。

ハクサイ畑

春のハクサイは、みずみずしくて葉が軟らかく風味や味がいいことが特長です。

温暖な気候で雨が少なく、海が近いこともあって土壌はミネラルが豊富。

恵まれた環境と生産者の巧みな技術で作り上げる、最高のハクサイです(^O^)

ハクサイ

品種は、『桜こまち』。

春らしくていい名前ですよね(#^^#)

春ハクサイは、冬の寒い時期に定植するので、ビニールで覆う“トンネル栽培”で作ります。

トンネル栽培

そのビニールを撤去する目安が、『サクラが開花するころ』なんだそう。

『サクラが咲き進むと、作業が進む』、なんだかロマンを感じます(^v^)

作業をする髙田さん

髙田さんは、高齢農家が育てたハクサイやキャベツの『収穫代行』もしています。

体力勝負の重量野菜の収穫。

収穫のピークが重なるので大変ですが、若手の力でそれを担うことで、生産者減少を防ぐ一方、ベテランの手によって、品質も確かなものが生産できることから、産地としての大きなメリットがあります。

信頼できる仲間がいてこそできる取り組みです!(^^)!

農家のみなさん

髙田さんは、

「若手や農業に興味がある人が働いてくれているので、私もやりがいがあります。

 先輩たちが作り上げてきたブランドの価値を落とさないように、みんなで頑張っていきたいです」

と話します。

みなさんと

みなさんと

今年度は新たに、部会の副部会長も任された髙田さん。

産地の維持・発展のために、栽培により力が入った、特別な作物です。

ハクサイ

 

48日(火)

ハロー植田の農業“愛のままに♪”

 きょうから始まりました!
『ハロー植田の農業“愛のままに♪”』

ハロー植田の農業“愛のままに♪”

月に1回、岡山県住みます芸人でB’z大好きハロー植田さんと、生産者のもとを訪ね、お手伝いする企画です!

初回は、倉敷市 真備地区のタケノコです(^O^)

ハロー植田さん

タケノコ掘りは初めてだというハローさん。

果たしてうまくできるのでしょうか(^v^)

今回、ハローさんをビシバシ鍛えてくれるのは、JA晴れの国岡山 真備筍生産組合 神﨑 茂さんです。

神﨑 茂さん

タケノコ作り40年以上の大ベテランなんですよ(#^^#)

古米、神崎さん、ハローさん

古米:『たくさん手伝ってもらうと思うんですけどどうですか?』

神﨑さん:『あまり期待はしていないです』

ハローさん:『いきなり??』

果たして神﨑さんの心はつかめるのか!

まずはタケノコ掘りのコツから教わります。

タケノコの頭の先

タケノコの頭の先を見るだけで、根の位置やその深さが分かるんだそう。

神崎さん、ハローさん

神﨑さん:『分かります?』

ハローさん:『Hey,Hey ワカラナイ♪』

道具の構え方も教わって、いよいよ挑戦です。

ハロー植田さん

ハローさん:『稲葉さんがスタンドマイクを持つ感じ』

ボケまくるハローさん…大丈夫かしら…と思っていると!

タケノコがぐらぐらしてくる

タケノコがグラグラしてきました。

すると…

ハロー植田さん歓喜

ハローさん:『出てきた!人生初めてのタケノコ!!』

大きい~!!

神﨑さんのおかげで、いいタケノコが掘れました(#^^#)

タケノコ

真備のタケノコは、表面が濃い茶色ではなく、黄色なのが特徴なんだそう。

これは、土にしっかりと覆われていて、乾燥から守られているから!(^^)!

お客さんはみんな『軟らかい!』と喜んでくれるそうです。

古米と神崎さんでタケノコを見る

収穫で使う『ツキ』は、重さ3.5キロ。

じつは持っているだけでも、大変なんです。

私も取材で体験したあとは、よく筋肉痛になっていました(*_*)

神崎さん

ハロー植田さんは、

「正直簡単に見えるんですけど、実際は神﨑さんにほぼやってもらいました。

 それでも突く技術というのは向いているのかなと思ったんですけど…」

と話します。

これには『いいですね』と笑顔で答える神﨑さん。

しかし、

『弟子にするのはちょっと考えます』と本音(^O^)

もっとサクサク掘らないと

出荷の時間に間に合わないですからね(#^^#)

みなさんと

みなさんと

神﨑さんは、小学生の時からタケノコ掘りを手伝っているそうです。

さすがに足元にも及びませんね(^v^)

真備地区のタケノコは、4月いっぱい収穫が続きます。

1日ではマネできない、長年培われた技術に生産者の“農業愛”を感じました。

タケノコ