淵本 文枝

午前中は、倉敷市阿智の融民芸店へ。

倉敷を代表する民芸品『倉敷ガラス』の作家小谷栄次氏の『倉敷ガラス 吹きガラス展』が10日まで開催されています。小谷栄次氏は父眞三氏から技法を受け継ぎ、守り、現在も私たちに作品を届けてくれています。

小谷ブルーと呼ばれる倉敷ガラスを代表する色の作品も。流石です!

ガラス、小鉢、花器などおよそ250点が並んでいます。これだけの数が揃うのはめったにない機会です。


手に馴染む、またその重みも心地よい倉敷ガラスの魅力をぜひ味わってみてください。

倉敷ガラスが現在の様に注目を集める前から眞三氏が作っていた丸いシャボン玉の様なオーナメントも今回栄次氏が特別に作って飾っています。この球体をピタリと同じ大きさで1日に2000コ眞三氏は作っていたそうです。

冬も、光を集めて反射して、キラキラ明るくしてくれるガラスは、人気があるそうです。また家庭でも取り入れ使ってみてはいかがでしょうか?きっと日常が豊かになりそうです。

午後は、倉敷市阿智のえびす校舎へ。


10日まで倉敷市内に住む3人の女性の手芸作品が展示販売されています。
タイトルは、『あわせて225才三婆婆作品展』
メンバーは、岩知道登志子さん75歳、吉岡くに子さん76歳、重広あや子さん75歳。
皆さん退職後に始めた手芸仲間だそうです。
展示即売会は初めてで、多くの人に自分たちの作品を見てもらい、交流したいと企画しました。

*今日は重広さん(右)さんと吉岡さん(左)がいらっしゃいました。

その数およそ1000点!バック、お正月飾り、アクセサリー、寄せ植えまで。種類も豊富。



『丁寧に気持ちを込めて作ったものばかりなので、皆さんに気に入ってもらって、長く愛用してもらえれば』 本当に3人とも生き生きされています。好きなことで人の輪がどんどん広がっていくのは素晴らしいことですね。
お客さんとの会話も、とても明るくて楽しいです。作り方を教えて欲しいと、熱心に耳を傾ける方もいらっしゃって、こんな出会いが嬉しいと、重広さん、吉岡さん。無理はしないけど、長く楽しく続けたいとおっしゃっていました。
どれも素敵な作品です。ぜひ立ち寄ってみてください。
渡壁 恵子

 今日は倉敷市本町の倉敷アイビースクエアへ。
ただいま「クリスマステーブルコーディネート展2023」が開催中です。


食空間コーディネート協会 中国支部の長尾さんにお話を伺いました。
日本の食卓、食空間、生活文化をととのえ心の交流を目指している協会です。

今回はクリスマスをテーマに会員の皆さんが手がけた8卓のテーブルコーディネートがお見え!

どれも素敵な色合いで、様々な想いが込められていました。
高い食器やテーブルウェアがなくても箸置き1つあるだけで気持ちが整う。
そんなお話を聞かせていただきました。

この展示はクリスマス12月25日まで。
また倉敷市内、その他にもトマト銀行鶴形支店や倉敷ロイヤルアートホテルにも展示されているそうなので合わせてお楽しみくださいね!


また倉敷ロイヤルアートホテルでは、毎月岡山支部の皆さんによるテーブルコーディネートが登場するそうです。
四季折々のコーディネートをお楽しみください。
渡壁 恵子

 今日は倉敷市玉島中央の遊美工房へ。

「平和のリレーin倉敷part2 ウクライナと日本の子供の絵画」が開催中です。
オーナーの安原さんにお話を伺いました。

2022年2月24日ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。
まだまだウクライナの人たちへの理解と支援が必要な状況は続いています。
ロシア侵攻以降、ウクライナで始まり世界中を巡回している「平和リレー」の絵画作品展を6月に引き続き開催しています。


会場内には、約30点の現地の子供たちが描いた絵画が並んでいました。
どれも色鮮やかで素敵なものですが、一つひとつ立ち止まって見てみると、戦争への恐怖やストレス、また、こんな世界だったらいいのにという願いが込められたものでした。

日本の子どもたちの描いた作品と見比出てみると、そのメッセージ性の違いに驚きます。

絵画を描くことで子供たちの気持ちの発散の場になったり、購入していただくことで活動を継続していくことにもつながります。

また12月10日の最終日には、支援関連イベントとして、ウクライナの民話朗読会が14時から開催されます。参加料は2000円で、全額ウクライナ支援金に当てられます。ぜひご参加お願いいたします。詳しくは遊美工房で検索!

午後からは倉敷市船尾町船尾にある船穂フルーツフラワーセンターへ。
金時人参の出荷が大詰めを迎えています。

JA晴れ国おかやま船穂町野菜部会長の水川さんにお話を伺いました。


60年以上の歴史がある県内有数の産地、船岡町柳井原地区。
まっすぐ下へ伸びることができるよう、さらさらとした砂地で育てるこの金時人参。

特有の美しい赤色を出す秘訣は「良い種を取ること」。
販売されているものを購入するのではく、毎年選別した種をとって、翌年以降に蒔くそうです。
これは長年この地区に伝わる先人からの知恵で、大切に守ってきている栽培方法。毎年、気候条件や栽培条件も変わるため、何十年やっていても、1年生と語っておられました。

丹生込めて育てた人参が出荷され、皆さんのもとで手に取っていただける瞬間が1番嬉しいとのお話でした。
皆さんもぜひ今年の金時人参をお楽しみくだいね!
JA晴れの国おかやま船穂直売所でも販売中です。
淵本 文枝

 今日のラジまるは、岡山市北区花尻ききょう町の聖さくら学院フラワー・オブ・ライフ・プレスクールへ。明日12月2日土曜日に岡山県天神山文化プラザで開催される、シネマフェスティバル2023のプレイベントにお邪魔しました。


こどもえいがクラブが主催するシネマフェスティバルの今回のテーマは、『国を超えた子供たちの芸術の祭典』です。プレイベントとして、日本の子供たちとカンボジアのアーティストが共同で作品を完成させました。2歳から5歳のおよそ30人の保育園の子供たちが描いた大きな絵と、カンボジアのアーティストがさらに絵を加えていき、書道家田邊沙織さんの書が加えられて完成しました。

子供たちの自由でのびのびとしたカラフルな絵と、カンボジアのアーティスト・モニさんの中心からエネルギーが広がるような伸びやかなボタニカル画、日本の書道の墨の結という文字、3つの要素が交わり、不思議な調和が生まれ、楽しく魅力的な作品になりました。
今日は10時からおよそ2時間かけて作業を行いましたが、この作品は明日のフェスティバル会場にも展示されます。当日は、子供たち自らがストーリーを考え、撮影から編集まで行って制作した作品の上映や、トークショー等もあるそうです。
1部は午後1時から2部は午後4時から。入場料は1000円です。

午後は岡山県立美術館へ。12月10日まで第13回I氏賞受賞作家展が開催されています。


岡山県新進美術家育成『I氏賞』は、岡山県に縁のある新進作家の創作活動を支援し、時代を担う美術家を育成することを目指しています。
今までに大賞15名、奨励賞30名の作家が受賞しています。今回は第13回と第14回のI氏賞大賞作家の作品を展示。

第13回・2019年度受賞の平子雄一氏は、植物などの自然と人間の文明の共存をテーマにした絵画と立体作品をダイナミックに制作しています。




カラフルでツリー人間みたいなメインキャラクターを中心に、自然と人間を絡めた様々なメッセージが込められているような作品です。


不安や矛盾を抱えた現代社会で日々の思いを綴った言葉を、絵画に優しく繊細な世界観を込めた工藤あゆみ氏。
ペン、色鉛筆、水彩絵具などで描かれた可愛い絵は、工藤さんの毎日感じたことを綴った文章と合わせた作品です。
今回の展覧会のために描いた新作も展示されています。


現在平子氏は東京を拠点に、また工藤氏はイタリアを拠点にして活動されているそうです。
岡山から世界に飛躍している芸術家達。これからも応援していきたいですね!
若き芸術家のエネルギーと感性に触れて、良い刺激を受けてみてはいかがでしょうか?
渡壁 恵子

今日は岡山市東区西大寺南にある西大寺緑花公園百花プラザへ。

西大寺緑花公園百花プラザ

ガーデンイルミネーションin西大寺が明日からスタートします!
館長の梶野さんにお話を伺いました。

梶野さんと

今年も公園内を約5万球のイルミネーションとライトアップで彩るそうです。

来場者を迎える入り口では、ゴールドのイルミネーション、園内ではサークルオブジェのフォトスポットや動物の光るオブジェなど見どころ盛りだくさん!

サークルオブジェのフォトスポット

また、期間中12月16日、17日の土、日曜日はクリスマスマーケットも開催されるそうです。
キッチンカーや雑貨屋さんが出店し、ワークショップも開催される予定となっています。
クリスマスマーケット開催日限定のライトアップもあるそうなので、ぜひお立ち寄り下さいとのお話でした。

ガーデンイルミ

このライトアップは来年1月21日まで。
点灯時間は17時30分〜22時までです。
ぜひ冬のガーデンイルミネーションin西大寺をお楽しみ下さいね!

ガーデンイルミネーションin西大寺