阿部ひろみ

Vol.131 <8月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。

 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか。
 毎月、このコーナーで紹介している絵の原画をM&Y(棟方志功と柳井道弘)記念館の喫茶コーナーに飾らせていただいているのですが、そのM&Y記念館の1階展示場で、「牧野俊介と西大寺鉄道」展が催されています。8月3日(土)から第3期が始まります。偶然にも、わたしの今月の絵は、「片上鉄道」なので、鉄道つながりになっています。世間で言う「鉄オタ」ではないのですが、鉄道の古い写真や牧野さんの描いた鉛筆画を拝見すると、郷愁を感じます。

さて、今月は「片上鉄道の今」です。

片上鉄道の今


天瀬駅

吉ヶ原駅は、「柵原町」「美咲町」「柵原」の回で描いているので、今回はサイクリング道として整備されているロマン街道の中で、きれいに修復されている苦木駅と天瀬駅に行ってきました。

天瀬駅

苦木駅
苦木駅

ちょうど、サイクリング中の親子の方が、休憩されていました。そのおかげで、自転車を絵に入れることができて、人の気配のある駅を描くことができました。ありがとうございます。



片上駅0キロポスト付近

駅自体はなくロータリーがその面影を残していました。0キロポストのあった付近は、現在私有地なので、道路からのスケッチになりましたが、後ろの小山と瀬戸内海がわたしの郷愁ポイントです。

片上駅0キロポスト付近

いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。

※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「M&Y記念館」 に展示しております。


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