公益財団法人
山陽放送学術文化・スポーツ振興財団

シンポジウム記録書籍
『輝ける讃岐人1』を図書館に寄贈

公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は、香川県ゆかりの先人の功績を紹介するシンポジウムの記録書籍『輝ける讃岐人1』300冊を香川・岡山両県の公共図書館や大学に寄贈しました。

シンポジウム記録書籍『輝ける讃岐人1』には、同財団が昨年4月から12月まで月一回、高松・岡山両市で交互に開催した香川県ゆかりの先人の功績を学び直すリレー・シンポ「輝ける讃岐人」の第1回「香川県を蘇らせた男中野武営」、第2回「土漠の讃岐を変えた空海・西嶋八兵衛」、第3回「讃岐のエジソン久米通賢」が収録されており、昨年末に発行されました。

当日は、公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団の里見俊樹理事(RSK山陽放送代表取締役社長)が岡山県立図書館を訪れ、「時代とともに先人の偉業が忘れられていく。この書籍を香川県ゆかりの先人の功績を学び直す一助にしてほしい」と、200冊を中本正行館長に手渡しました。

中本館長は「時代と格闘し続けた先人の偉業がまとまった貴重な資料。これまでの『蘭学』、『福祉』、『殖産』と合わせて有効に活用していきたい」と述べました。記録集は岡山県立図書館から県内の公共・大学図書館97館に送られ、貸し出しも行われています。

また、香川県立図書館にはRSK山陽放送四国支社の嶋田博史支社長が訪れ、「瀬戸内海の主要航路に面した香川県は独自の文化を育み、多彩な先人を輩出してきた。先人の功績を後世に伝えていきたい」と、渡邊勇人館長に書籍発行の意義を伝え「輝ける讃岐人1」を手渡しました。

渡邊館長は「郷土の先人をテーマにした学術的にも貴重な資料。大いに活用したい」と述べました。香川県内の公共図書館・大学には約100冊が贈られ、一般貸出も行われています。

里見俊樹理事、中本正行館長
左:里見俊樹理事 右:中本正行館長
渡邊勇人館長、嶋田博史支社長
左:渡邊勇人館長 右:嶋田博史支社長