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地域の未来が見えてくるインタビュー番組。
会社づくり、人づくり、そして街づくり…岡山・香川のトップの夢、経営ビジョンに迫ります。

前回の放送

植田板金店

植田 博幸 社長

2018年12月17日(月)

——夢をお聞かせ下さい。

植田:日本一の建築板金会社を目指します。

——会社の魅力を教えて下さい。

植田:わが社は、先代から社員を雇用して育てることを徹底してやってきました。安定したクオリティーの仕事をどこの現場でもできるように、若い職人は必ずベテランの職人と一緒に仕事をするようにしています。そうすることで高い技術を継承でき、取引先の信頼を得て、お客さんを増やすことができました。岡山県内のほとんどの大手ハウスメーカーとお付き合いがあり、屋根や外壁の工事をさせていただいています。

——仕事量が増えているのですね。

植田:おかげさまで、仕事は多くなってきています。ただ職人のなり手が少なく、他の業界と同様に高齢化しています。給与面なども充実させ、「植田板金店なら入ってやってみたい」と思ってもらえる魅力を付けたいと頑張っているところです。

———職人の技術を活かした「小屋」が注目を集めていますね。その「小屋」事業を始めたきっかけを教えてください。

植田:本業が屋根・外壁の仕事なので、どうしても外での仕事になります。雨が降ったらすることがなかったのですが、「小屋」なら雨の日にも工場内で作業ができます。さらに閑散期の仕事確保ということにもなるので、この事業を始めました。

——「小屋」にはどんな特色があるのでしょうか。

植田:わが社の「小屋」は、屋根や外壁、構造材、断熱サッシまで、すべて普通の家と同じです。見学に来られた方に、「これは小屋ではなくて、家ですね」と、よく言われます。

——「小屋」であることのメリットはあるのでしょうか。

植田:実は10平方メートル未満の小屋しか作っていません。基本的には10平方メートル未満なら確認申請の必要がなく、庭に設置することもできます。気軽に部屋として使ったり、店舗やビジネスの場、趣味の場としたりすることができるのです。

——実際に買われた方や購入を検討している方の声はいかがですか。

植田:「小屋」には、410種類を超えるラインナップがそろっています。自分のイメージ通りのデザインや形が実現できると喜ばれています。

——これからどのように展開していかれるのですか。

植田:スモールビジネスの拠点としたり、あるいは両親の部屋や子供部屋が必要になって購入されたりする方が多くおられます。ただ、6畳でフルセットなら150~200万円が必要です。そこで、レンタルルームという形で展開していくことを考えています。月々2~3万円だったら借りたいという人のニーズがあるのではないかと考えており、レンタルルームの事業も始めたいと計画しています。

——この「小屋」に対する思いをお聞かせください。

植田:「小屋」は本当に多くの人の夢をかなえられる素晴らしいビジネスだと感じています。それらの人の夢を一つでも多く実現できるよう、安価で手軽に提供していきたいと考えています。

植田 博幸(うえだ ひろゆき)

株式会社植田板金店代表取締役

昭和48(1973)年岡山市生まれ。平成3(1991)年に岡山理科大学専門学校に入学。平成5(1993)年現会社に入社。職人として下積みをしながら会社の経営に携わり、平成22(2010)年に代表取締役に就任。ハウジングウエア株式会社代表取締役。平成28(2016)年に新ブランド「小屋やさん」を展開。新国立競技場などの設計で知られる建築家・隈研吾氏がデザインし共同開発したスモールハウス「小屋のワ」(GOOD DESIGN賞受賞)を発売している。