14歳のレーサーJuju 開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾る

14歳のレーサーJuju 開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾る スポーツ全般
日本人初の女性F1レーサーを目指す野田樹潤(Juju)選手が欧州・デンマークで行われた「F4 Danish Championship」でデビューウィンを達成しました。第2戦はタイヤトラブルで失格となりましたが、第3戦は12番手から怒涛の追い上げで3位となりました。

当初予定されていた5月と6月上旬の2大会が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、6月20日が事実上の開幕戦。
舞台となったユトランドリンクは、1周2.3km。
デンマークで、最もテクニカルでフィジカル的にもハードなサーキットと言われています。
レースは、15分プラス1周で行われ、ポールポジションからスタートしたJuju選手は、テスト走行からの好調をそのままに、見事、ポール・トゥ・ウィン。

マシンを仕上げたメカニック、精神的な支えとなった家族、全員で勝ち取ったデビュー戦でした。

翌日午前に行われた第2戦は、18台が参加。
この第2戦のスターティング・グリッドは、20日(土)の第1戦の上位8台を逆転させるリバースグリッド方式。
このため、Juju選手は8番手からのスタートとなりました。
Juju選手は、「この位置からのスタートは初めて。ポールポジションよりちょっと緊張。
しっかりバトルを勉強してきます」と言って決勝に。
これまで、日本国内のレースでも、ポールポジションからスタートし、独走でチェッカーを受けてきたJuju選手にとっては、初めてのレース展開となりました。
レースは、途中後続車のアクシデントでセーフティーカーが導入されて周回数が短縮。
それでも、Juju選手は果敢に先行車をオーバーテイク。
第2戦で4位までの成績であれば第3戦のポールポジションを獲得できるため、タイヤをいたわりながら走行する余裕を見せながらもしっかり3番手に上がりゴール。
ところが、レース後の車検で、1本のタイヤの履き間違いを指摘されなんと失格に。
残念な結果となりました。
そして、第2戦が終了してからわずかに2時間足らずで開始となった第3戦は、第2戦の失格を受けて12番手スタートでした。
直後から猛然と先行車を追い上げます。
しかし、ここでも後続車の度重なるアクシデントで短いレース中に2度もセーフティーカーが入る展開に。
グリーンフラッグが出されて、実際にレースができたのはわずかに8分程度。
それでも、渾身の走りを見せて3位まで順位を上げてゴールしました。

■Jujuコメント

20日(金)の第1戦は、兎に角スタートからゴールまで気を抜かないようにプッシュをし続けて、ポール・トゥ・ウィンで決めました。
しかも、週末を通して唯一の1分6秒台のファステストラップも記録して。
やったー!って気持ちです。
ヨーロッパ初のレースでこんな結果が出せるなんてもう最高です!
翌日の第2戦は、第1戦の結果の上位7台がリバースグリッドとなり、わたしは8番手からのスタート。
途中、後続車のアクシデントでセーフティーカーが導入されてしまって、レースの周回数が短くなってしまいましたが、3位まで全て抜いて上がりました。
第2戦は4位までに入れば、第3戦でポールポジションになる事がわかっていたのでタイヤをいたわり、最後は無理をせずにゴール。
ところが残念な事に違ったタイヤがひとつついてしまっていて失格になってしまいました。
父(野田英樹チーム監督)は、「足を引っ張ってごめん・・・」と言ってましたが、こんな事はある事です。
勿論悔しかったですけど。
第3戦は、本来であればポールポジションスタートの予定でしたが、第2戦の失格を受けて12番手スタートでした。
とにかくプッシュにプッシュを重ねて順位をあげようとしましたが、後続車の度重なるアクシデントで短いレース中に2度もセーフティーカーが入り、実際にグリーンフラッグでレースができたのは8分程度しかありませんでした。
その短い時間、全て自力で抜いて12位から3位まで上がりました。
セーフティーカーが導入されなければ勝てたのにと悔しくて。
でも、レースはとてもエンジョイできましたし、何よりも20日のデビュー戦のポール・トゥ・ウィンの達成と、日本ではできなかったバトルを展開して、沢山の車両を抜く事ができたのがとても楽しく、自信につながりました。
今は清々しい気持ち。
精一杯、力を出し切れました。
この週末の間に沢山の応援メッセージ、レースの結果を伝えてくださったメディアのみなさん、こんな状況でも支援を続けてくださっているT-Point、ミキハウスをはじめとするスポンサー様、デンマーク現地でわからない事だらけの状況でサポートしてくれた現地の沢山の協力者と、チームスタッフのみなさん、友人、家族、この結果を出せたのは皆さんのおかげです。
ありがとうございました!

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