岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

2016年5月10日

「カボチャや、西瓜のように」

 パリジャンの日常食品の買い出しは、固定のお店屋さんでもするが、週2日巡回して開かれる移動の露店マーケット市で、新鮮なものを買う方を、好む家庭も多い。問屋の入る固定店舗で買うより割安とも思われている。決められた大通りや、高架線下のガードで、午前中だけ開かれるその光景は、パリジャンの買い物風景で活気があって珍しく、ツーリストにも人気で集まり、人混みで一杯、カートを引いての買い出しだから引っ掛かり、見るだけは邪魔と家内などは言う。
 パリ市もドンドン拡張して、周りの市町村もふくめて大パリ圏となり、交通網も拡張整備されている。2~3年行かないと、駅構内通路や、バスステーションの位置でも、迷い子になるくらい変わっている。先日はパリの北隣のサンドニ市に2002年頃から新団地が完成、8万から10万人市人口が増え、そこの露店マーケット市がパリ圏最大で話題になっていると、視察に招かれた。パリ地下鉄は均一料金で全線終点まで行けるので、以前はパリ市を出ると割増追加料金のところもあったが、現在はそれもなくなり便利になっている。パリの有名な「蚤の市」も、昔は4号線の終点クリニアンクール駅から長道歩いたが、現在では延長された13号線で終点から5駅手前の、ガリバルディ駅で降りた方が近いと聞かされ、昔流の者には知らないことも多い。13号線の終点大学駅から、1駅手前の駅を出た所が市の中心で、新団地、教会建築にゴチック様式が発祥の、観光名所サンドニ大聖堂や市役所もあり、今では市内からすぐ行ける。将来パリのオリンピックが実現した場合、この周りが新スタジアム、選手村候補でもある。

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