パリ天文台
パリ天文台
 

「イースター・バカンス」

 ルーブル美術館の入り口が改造され、ガラス張りのピラミッドができて、フランス革命200周年記念の行事だったのだが、今年でもう20年目になる。完成式が3月30日だった。当初年間350万人の年間入場者予定だったのに、現在は850万人と、世界最大の入場者規模で、大混雑である。近年対前年2割増で、どこでも文化観光が行列で増えているし、一時減るばかりだった映画館入場者も14%増などと伝えられる。つまりあまりお金のかからない、文化生活をもとめて都会に戻ってきているのだろう。太陽と新鮮な自然を求めて彼女や家族と移動すれば、田舎や車もお金がかかる。昨年のガソリン値上がり騒動以来である。

2009年4月12日 赤木 曠児郎  
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