岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
コンコルド広場のテラスから(1)
コンコルド広場のテラスから(1)

【近況】

9月24日〜10月11日
   「マチュラン・メオとアカギ/西と東・二人の画家の出会い展」
パリ9区区役所ホール
パリ市主催



10月1日〜30日
   「パリ・ブルターニュ会館」同展第二部
(ブルターニュ地方にあるマチュラン・メオ美術館、94年昔日本に行き、日本を描いた作品を残した、あるフランス人作家の個人美術館との共催。日仏修好150周年行事)
ブルターニュ地方議会主催

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≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2008年8月7日

「つれづれなるままに」

 バカンス、新しい季節に入るまえに、何もかも変わって行く。
 フランス人にとってバカンスは、溜まったガスの栓抜きみたいなものである。社会に不満を漏らし、争っていても、バカンスはバカンス、この季節には仕事を休む自分の権利を行使して、サッパリした顔で、忘れたように、新しい季節には職場に帰ってくる。このガス抜きが無いと爆発するだろう。今年はバカンスに行かない人が47%いるという。平常は35%なのに、少し異常なのである。物価上昇、ガソリン高、出るに出られないのだろう。バカンスのスタート日が重なる日の、ハイウエーのラッシュが、例年450キロの渋滞になったりするのに、200キロ代で少なかった。バカンス期の売り上げを年間収入の当てにしている産業も、晴れ晴れとした顔ではない。不満のガス圧が上手く抜けていないと、この国では心配なのである。

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赤木曠児郎氏 略歴
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