岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

ルールメル通り

【近況】

日本の巡回展も無事終わり、これから年末まで、サロン・ドートンヌ、ル・サロン、ナショナル・ボーザール、3つの団体展があるので、その出品制作に追われています。
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≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売
 
2005年9月13日

「秋・見本市も始まった」

 9月に入って、学校も車も戻ってきた。店舗のシャッターも開き始める。早々の第一週の日曜日を入れた2・3・4・5日は、パリのあらゆる見本市会場でデザイン物関係の専門仕入れ見本市が一斉に開かれた。アクセサリー、宝飾、バッグ、靴、そして来年の春夏用の婦人物衣料品。日本だとメーカーが各社独自で展示会を開きたがるが、数日業界全体で皆が集って交流や注文を取るのがこちら。ドイツ語で「メッセ」という言葉を聞かれるかもしれないが、フランス語では「サロン」。客間や美容院と同じ言葉が業界見本市のことも指すのである。 中世の市(いち)、同業組合から来ているから、ヨーロッパの伝統で長い歴史を持ち、関係の専門同業者にとっては仲間に認められる顔見せにも欠かせないし、年間の仕事の注文をこの場で決める大切な受注会行事なのである。
 パリ市内のポルトベルサイユ常設見本市会場は1923年に作られ、35ヘクタール、8ホールあるが、それでも不足でロアシー国際空港のそばに25ヘクタールのビルパン会場ができたり、デファンス、シャンペレ、ブールジェ旧空港、パリ近郊に10ヶ所も常設会場設備があって、年中パリでは何か開かれていることになる。

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赤木曠児郎氏 略歴
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