岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

バイアン通りの通り抜け

≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売
 
2004年12月13日

「もう幾つ寝たらお正月・・・」

 11月28日、ノートルダム寺院前広場地下での私の展覧会が終了。6月9日のスタート以来59,186人の入場者だったとの発表でした。場所柄アメリカからの旅行者が多く、沢山サイン帳に書き込み残されています。この作品は全日空によって日本に運ばれて、年末年始は東京の銀座プランタンで10日間展示されます。
 12月6日夜、パリのシャトレ劇場でロン・チボー音楽コンクールの今年の優勝者の発表がありました。創設61年目、若いピアニストとバイオリニストの登竜門としてとても権威があり、優勝者は600万円くらいの賞金に2年間の世界中のコンサートホールでの演奏プログラムが約束されます。もう、2月予定の東京サントリーホールでの演奏会は満席だそうです。今年はピアノコンクールの年で166人の応募、37人が予選を通ってコンクールに参加しました。22才の中国人が優勝、もう一人19才の中国青年も4位。6位までが入賞なのですが、今年は日本人はありませんでした。
 このコンクールも予算難で継続不可能になったところを、1986年から日本の企業と、1987年からフランスBNP銀行も加わって両者のスポンサーで続いているのですが、今年は日本人が入らず、昨年からの中国文化年の威力を感じる結果でした。

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赤木曠児郎氏 略歴
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