岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

オスマン大通り

【近況】

1968年から描き始めた、パリ風景の400点目ができあがり、明年は四冊目の画集にまとめようと、しばらく静かにパリで原稿書きです。
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ご要望に応え再版、装い新たに「新書版・私のファッション屋時代」が出来ました。
900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売
 

「この頃のこと

 10月末から11月下旬まで、3週間日本にいて、再びパリに帰ってきたが、行く前にも送稿していたパリのデモ・ストの話題は、何も変わっていない。自動車の運転免許の試験官のストが5週間続いて一切新免許がストップしていて、試験が開けないので早く免許の欲しい人が焦って試験官の胸ぐら掴んだとか(ニュース)、帰った日は国営テレビ・ラジオの組合スタッフのストの五日目だった。
 今日は終日公共期間の労組がストライキ、空港、鉄道、地下鉄、バス、郵便ポストで、ストである。強力に対話をこばみ、右寄り政策を押し進める新政府にたいし、目的もあまりないのに組合の影響力をためすために一斉スト指令だとの、新聞評でもある。

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赤木 曠児郎 (2002年11月28日)
赤木曠児郎氏 略歴
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