窓からの風景
 

「11月のパリ

 元ポルトガルの大蔵大臣が、現在この部会の会長さん。
 「要するに総まとめは、何項目かの統計表、この表に成果の全てが詰まっています」と教えてくれる。
 日本の項を見ると、1990〜2001年の国内総生産の伸び率0.89%、2001〜2015年も同じく0.89%、他の国より全然低く、アフリカ並みである。
 そして、終わりの方にあった論文に、「日本は過去10年間、経済停滞に苦しんだ」と書いたのがあって、つまりまだまだ、2015年まで経済で、日本国民はみんな苦しむということなのだろうか?と質問せざるを得なかった。
 ただ日本人一人当たりの国内総生産の数字は、2001年で20.722ドル、2015年で23.472ドルの予想となっている、北米より低いが、2001年度は世界第2位、2015年度で北米より30%少なく、ヨーロッパに抜かれて世界第3位となる見通し、ただしアジア諸国の5倍から6倍、アフリカ諸国の20倍近い国民一人当たりの総生産なのだから、もっと自信を持っていいのではないかと思った。つまり、みなのサラリーや国民保障が高くなってしまって、日本人の平均が世界に比べて高所得過ぎるのである。低賃金で輸出を伸ばしてと、世界から叩かれていた1970年代もあったのだから。

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