岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

 

「早朝のラジオ」

 日本のRSKラジオから電話インタービューがかかってくる。時差の関係で、こちらはまだ前日の深夜である。 電話放送が終わって45分後に、パリの隣郊外の公開市議会場で一人の傍聴人がピストル発砲、8人の市会議員が死に、20名近い負傷者、大ニュースが突発した。一方また翌日はエール・フランスがストライキで、飛行機の30%から40%がキャンセルされ、飛ばなかった。昨日は歯医者さんが、診察料値上げでストライキしている。強盗、泥棒、学内暴力、テロ爆発、日常のニュースで、日本人旅行者は、現金を持っていて、動く金庫だと思われているから、近頃は暴力で襲われるようになり、パリだけでなくヨーロッパ全土である。

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赤木 曠児郎 (2002年4月2日)
赤木曠児郎氏 略歴
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