岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
Le Fouquet's
- Avenue des Champs-Elysees

 

「自衛について」

 パリでの年明けの日本人の話は、被害対策ばかりだ。
 パリの日本人会の、新年の集まりでも、大使の和やかなご挨拶の後、領事さんが立って「どうしても」と、注意喚起であった。
 近頃、閑静な超高級住宅地区に住む日本人たちが、襲われて暴力的被害にたくさんあって、問題なのである。とくに地下パーキングなど要注意で、車のキーが発達して電子キーになったので、組織的に数人で狙っていて待ち構え、乗り降りのところで襲って盗るケースが目立つ。だからパーキングより路上に駐車したほうが安全だとか、泥棒も目をつけないボロ車に乗るしか手はなさそうである。


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赤木 曠児郎 (2002年1月29日)
赤木曠児郎氏 略歴
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