シャロンヌ大通りのカッフェ
 

「テロリスト対策下のパリ

 以来、どのテレビのチャンネルも関連の解説ニュースばかり、ラジオも十五分おきにフラッシュ放送、三日経った今も大部分関連報道です。世界大戦になるのではないかと、目が離せないのです。次のテロ活動が起きないように、パリでも戒厳令に近い対策です。パリ中の街頭のごみ箱もすべて鉄の蓋でおおわれ、前回流した歴史建造物公開デーも中止、次々と沢山の人を集める催しは中止ニュースです。アメリカ行きの飛行機が前面ストップしているので、帰れない旅行者でパリのホテルも満員です。段々落ち着いていますが、報道に解説に、真珠湾、カミカゼ、日本発の単語も多くてまた考え込むのです。

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