与謝野鉄幹・晶子夫妻が名付け親〜奇に満ちた洞くつ「満奇洞(新見市)」

2013年08月10日

え、え、どうして?

不思議くらいに次から次へと若い子が洞窟に吸い込まれていっている。岩の岸壁に穴(入口)があってそこから出てくる冷んやりとした冷気が足元に絡みついてくる感じ。いや〜、これは何かあるぞ。

中をのぞくと奥の方は薄暗くひっそりとしていて、天井からは何やら先の鋭い尖った石の塊が、入って来た者を突き刺さんばかりにびっしりと…。足元も あえて滑りやすいようにか濡れている!仁王の足も見えるではないか!鬼の金棒に、鬼の居間も!奥には東吉原、西吉原、夢の宮殿に竜宮橋、そして乙姫の寝間。これは何かの罠が仕掛けられているのかもしれな〜い。何しろここ満奇洞は「八ツ墓村」にも登場するミステリーホラーの舞台、気を緩めてはなりませぬ。

さてはともかく、屋外の気温が33℃にも関わらず、洞窟内は13℃。寒すぎるでしょ。洞窟は年中気温が一定で、夏はクーラーよりも冷房が効いていて、冬には逆に温かいんですね。にしても、きれいなお姉さん達が途切れることなく洞窟へ。これは、ただ涼みに来ているだけではなさそうです。何かヒミツがありそうだと、洞窟内探検を開始することに。

ご案内いただいたのは、満奇洞の管理人の室廣明さん。
満奇洞管理人の室廣明さんといっしょに
今でこそ蛍光灯やライトアップの照明が洞窟内を照らしてくれますが、本来は洞窟内は真っ暗。かつてはここを松明の明かりを頼りに歩いたんですって。それはそれで雰囲気もありそうですが、風が吹いて明かりが消えたらと思うと、ゾクッとします。
暗いとかなり怖いかもライトアップされていてほっとするいちばん奥の竜宮橋にて
洞窟内にはストロー(鍾乳管)、つらら石、流れ石、石筍(せきじゅん)、石柱がニョキニョキ。億年かけて形成されているんだそうです。鍾乳洞のあちこちで見られる石筍ですが、まさに石の筍みたい。どっしりと座ったまま動けなくなっちゃってて、かわいかったですよ。数ある天然の造形美のなかでも興味を 引いたのは、千枚田。そうですね、トルコのカッパドキアのイメージが分かりやすいかな。田んぼの畦道(細い)みたいに発達したリムストーン(畦石)で囲わ れたくぼみに水がたまって池になっています。(写真撮り忘れちゃいましてゴメンナサイ。是非現地でご確認を。)

どうやら若い子の群衆は、その奥にある泉水を目指していたようで、ここで後ろ向きになり左肩越しにコインを投げ入れると願いが叶うとか。Facebookやtwitterで話題となりパワースポットとして定着した模様。この1、2年の来場者数がぐんと増加傾向だそうです。
槙(地区)の穴と呼ばれていた満奇洞は、昭和4年、与謝野鉄幹・晶子夫妻がここを訪れた折り、奇に満ちた洞くつ「満奇洞」と名付けたそうです。その当時は中の電気どころか満奇洞へ至る道もない時代。句で読まれた満奇洞はジワリと世をかけ、人々の想像心をくすぐったことでしょう。今はSNSで瞬時に情報や写真と触れることができますが、さすがにまだまだこの洞窟内の温度まではお届けできません。今は道もカーナビもあることですし、行くのも簡単。一度暑さしのぎに、奇に満ちた洞窟へ横溝正史のミステリー小説でも持参してご来場ください。洞内入ってすぐに天然クーラーがばっちり効いた休憩所まである親切さ。暑い夏にバテてるあなたの味方ですよ。
長距離を走ってHOTなDAYZがクールダウンできる新庄村
カーナビ付きで満奇洞まで迷うことなく連れて行ってくれたMURANO君 ありがとう。どっしりとした車体の安定感とパワーが好きです。洞窟内では、地球のお腹に包まれる感じを楽しめますが、こちらMURANOは広い車内で感じ る安心感。のびのびと羽根を広げても圧迫感がなく、優しくゆったりとした懐に身を任せて、温かな包容力を味わえますよ。

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どんな奥地までもエスコートしてくれる頼もしいMURANOとカーナビにありがとう
ドライブ情報
満奇洞 新見市豊永赤馬2276-2 TEL.0867-74-3100