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「ここ1、2年は引退とずっと向き合ってきた」現役引退発表の体操・内村航平が語っていた引き際

体操の内村航平選手(33、ジョイカルジャパン)が引退することを所属会社が11日、発表した。
内村選手は2008年の北京から2021年の東京まで、4大会連続で五輪に出場。個人総合での連覇など、金メダル3つ、銀メダル4つを獲得した。また、世界選手権では史上最多の6連覇を果たすなど21個のメダルを獲得。2016年末には体操界で初めてプロに転向し、名実ともに体操界を牽引した。 2016年のリオ五輪では個人総合で連覇を達成したが、ここ数年は苦しんだ。東京五輪では鉄棒一本に絞ったが、落下。決勝進出を逃している。昨年10月のnews23高橋尚子さん(シドニー五輪金メダリスト)のインタビューで、自身の引き際について「本当の理想は東京五輪の個人総合で出場して、個人総合3連覇した上で、引退するっていうのが一番僕の中では一番いいストーリーだったかなと思うんですけど、人生はなかなかそんなうまくいかない、甘くないってことを結果が出なかったことで知れたし、なんかこうやっぱり『有終の美』って言葉が僕はあんまり好きじゃないっていうか、みんながみんなそうじゃないっていう、結局そこでいい時にやめたから『有終の美』って言うだけであって、みんながみんなそうなるわけじゃないんだなっていう、本当に引退の引き際っていうのを本当、人それぞれ泥臭く引退する人の方が遥かに多いんだろうなっていうのはすごく感じましたね」と話していた。 また「ここ1、2年はそこ(引退)とずっと向き合ってきたかなと思いますね。なかなかうまく練習が積めなくなってきて、思うように体も動かなくなってきて、今まで痛くなかったところが痛み出して『もう潮時かな』みたいなのは常に考えていましたね。でもここ2年くらいが強かったですね。予選落ちしたりっていうのがあったので、やっぱ個人総合って今まで自分が貫いてきたこだわりを捨ててまで、(種目別に)挑まなきゃいけなかったので、本当に、本当に苦しい(リオ五輪からの)5年間だったなって今振り返るとそう思いますね。今まで本当にいい思いしかしてきていないし、こんなに思い通りにいかないのは初めてなので、逆に今まで思い通りに行き過ぎてたので。なんか、人生の教訓じゃないですけど、そういうのを体操を通じてこの5年間で一生分味わえたかなっていうのはありますね」と語っていた。 内村選手は14日に引退会見を行う。(11日13:17)

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