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若者は政治家の日記系SNSに興味なし!?でも約80%が「投票したい」【政治をSHARE】

どうやったら若者の投票率をあげられるのか?そのヒントがSNSにあった。若者からみると、既存の政治家たちのSNS投稿は「ピントがずれている」という。
では、どんな発信が若者に刺さるのか?政治と若者の距離を縮めるストーリー投稿とは?!Z世代の政治に関する意識調査を行ったSHIBUYA109lab.所長、長田麻衣さん、入社から政治部一筋で現在はTBS『Nスタ』長谷川亮フィールドキャスターと議論した。(TBS報道局 久保田智子) ■政治家の日記系SNSは興味なし 若者といえばSNSと感じる人も多いだろう。各政党や政治家も最近はSNSを活用して、若者を意識した発信をしている。しかし、その多くが若者の求めているものとはずれているのかもしれない。 『Nスタ』長谷川亮記者:発信が一方通行で、ともすると日記的なんですよね。誰に会いました、どこで会合しました、ていうのがほとんど。そういうことではなく、コミュニケーションが生まれる投稿してほしいと感じます。 SHIBUYA109lab.長田麻衣所長:おそらくSNSっていうものが、今の日本の若者を中心に、リアルの世界と同じ場所にあるみたいなところを認識いただくのが大切かなって。なんかこうSNSって、軽視されていたり、掲示板的な形で認識されていることもあると思うんですが、今の若者にとってはリアルもSNSもどっちもリアルで、どちらで起きていることも自分に関係あると思っている。その意識を政治家の方々に持っていただくだけでも違うと思います。 ■応援したいのに、“推し”政治家がいない不幸 では具体的にどのような投稿がもとめられているのか。キーになるのが「ストーリー」だという。 長田さん:Z世代の価値観として“応援消費”があるんです。自分が共感し応援したいと思うことが大切で、その対象に時間とお金を投資したいということがあるんですね。例えばアイドルだったらヲタ活と呼ばれることにすごくお金と手間をかけるんです。応援消費には、結果でなく過程にあるストーリーがすごく大事で、日本をよくするためにどんな工程を踏んでいくんだっけ?みたいなことをSNSで共有できると、もっと若者との距離が近づくのかなって。だれと会って握手しましたとかだと、そうですか、うん、別にそんなこと知りたいのではないとなる。この活動、その人に会ったのなんでという、背景のストーリーを説明してほしいです。 応援したいのに、“推し”政治家が見つからないのだとすると、若者にとっても、応援してほしいと願っている政治家にとっても不幸な不一致に見える。ストーリーから生まれる共感、そして応援。政治の側からできる工夫はかなりありそうだ。 ■Z世代の8割が投票の意向?!詳しくは『政治をSHARE #12』で! 「意外だった…」。普段から若者と接し、若者の意識調査を続けてきたSHIBUYA109lab.の長田麻衣所長ですらも驚きの数字だったと目を見開いた。Z世代の世代の政治に関する意識調査で、次の選挙で約8割のZ世代が投票意向を示したのだった。ではなぜ若者の投票率は上がらないのか。投票したいけど、できないでいる若者の本音とは? 「Z世代とは?」20代前後の若者たち。生まれたときからネットが当たり前に存在していたデジタルネイティブで、情報収集やコミュニケーションもSNSが中心。不安定な社会情勢の中育ったことなどから社会課題を自分ごと化し、「貢献する」「応援する」などの気持ちが強いといわれる。消費の中心となりつつある層で、その動向に合わせたブランディングの必要性などから世界的に注目されている。 (2021年9月24日放送)(05日15:43)

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