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夏冬“二刀流”平野歩夢「人はいろんな負荷がかかればかかるほど身軽になる」

冬季オリンピックのスノーボードで2大会連続の銀メダル、そしてスケートボードで東京オリンピック出場を果たした二刀流、平野歩夢選手(22)。3回目の冬季オリンピックとなる半年後の北京大会を目指す平野選手に今の心境を伺いました。
“二刀流”は「秋」を知りません。挑戦の夏が終わると勝負の冬へ。道なき道を、歩む。平野歩夢が今、伝えたいコト。 石井大裕アナウンサー:少し休まれました? 平野選手:そうですね。でも、2、3日休んでまた今、スノーボードに切り替えてスタートしているところです。 石井アナ:私も東京オリンピックの会場で拝見させていただきましたけど、ものすごく笑顔だったじゃないですか。 平野選手:自分の目標としていた場所に立てていたところもあり、苦しいよりも素直に心から楽しむ気持ちが滑りでも、滑ったあとにも出ちゃってたのかな。 二刀流挑戦で辿り着いた「ある境地」をSNSにこう綴っていました。 「最近思う。人は色んな負荷がかかればかかるほど身軽になるんじゃないかって」 石井アナ:普通、負荷がかかると重荷になるじゃないですか。平野選手は身軽になるっておっしゃっている。 平野選手:そうですね。やっぱり最初は僕も負荷っていうものをそう捉えていたんですけど、僕はこの経験(二刀流挑戦)を通してさらに色々なことをやってみようとか、やってみたいなという他の部分の意識に興味を持てた部分が強くて、やってきたこと(スノーボード)をやり続けるよりも、やってきてないこと(スケートボード)の方がよっぽど不安だったり、知らないからこそどうしたらいいのか迷いだったり焦りが必ず出てくるけど、それを乗り越えたときの気持ちって身軽になる。それを一個乗り越えたらじゃあ次もやってみようとか、自分の気持ちの成長に気づけたときは、苦しさよりも楽しさだったり、難しいからこそ面白いことに気づけたり。きっともっと色んなことに立ち向かえるんじゃないかという意味合いというか。 次の目標は自身3度目となる冬の祭典! わずか半年で、2つのオリンピックを目指す異例の挑戦。でも、厳しい道のりだからこそ胸は高まります。 石井アナ:北京オリンピックが今度、半年後に迫ってくる。 平野選手:でもちょっと焦らずにいきたいなとは思っています。焦らないといけない状況でもあると思われるんですけど、半年しかない中で2つ目のオリンピックに挑戦している姿や、そこで今のレベルの人たちと戦う姿に注目してもらいたいし、自分自身もどこまでいけるのか楽しみなので。技とかはやっぱり・・・それなりにみんなスゴイので、スノーボードの技よりも自分の世界観が伝わったらと思っています。 新しい自分が待っているから彼は歩む、道なき道を。 平野選手:やり始めることってすごく簡単なことじゃないと思うんです何事も。けど、やり始めない限りはなかなか自分も変わらないと思うし。誰もが一度は目標だったり、こうなってみたいという瞬間って経験したことがあると思うんですけど、そこに年齢とか時間とかはあんまり関係ないと思うし、みんなに挑戦した先の景色を見てほしいなって気持ちがありますし。もっと怖がらず地道にやってもらいたい。ちょっと伝えるの難しいですね。 (news23 9月15日放送)

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