阿部ひろみ

Vol.44 <5月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 ひな祭りが終わるとまもなく、鯉のぼりが空を泳ぎ始めます。鯉のぼりは、地方それぞれに少しずつ特色があるのですね。何年か前に四国を一周した時のこと、高知あたりに来ると、一段と立派で華やかな鯉のぼりを目にすることができました。鯉のぼりの立ち棒の他にもう一本、旗が立っていて、それぞれに男の子の名前と家紋が入っているようでした。その後、海沿いを車で走っていくと、大漁旗をはためかせて、漁船が列をなして海を走行していました。鮮やかだったので見入っていると、真ん中の船に大漁旗の他に鯉のぼりが泳いでいるのが見えました。男の子が産まれたお祝いなのでしょうか?とてもかっこ良かったです。

 さて今月は、「井原市」です。平成17年3月1日、芳井町、美星町を編入合併し、新「井原市」になりました。旧市町ごとに旅してきました。

井原市


「相原公園」井原

むかし、草木染めをしているおばあちゃんが、桜の花びらではなく、桜の木の皮で布を染めると、淡い桃色になると教えてくれました。桃色の水が木の中に流れているのでしょうか?


「天神峡」芳井

夏、秋と見たけれど、川はやっぱり夏のイメージです。こどもたちが川遊びしている姿が目に浮かびます。でも実は私、魚に噛まれる気がして、川に素足を入れられないのです。


「白糸の滝」美星

白糸の滝って言ったら、関東の人間にしたら富士山のそばにあるのを思い出しますが、こちらにもあるのですね、白糸の滝。詩人「西条八十」が命名したとか、なるほど。

いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、「赤磐市」です。

Back