阿部ひろみ

Vol.16 <1月1日>
 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 あけましておめでとうございます。この旅をはじめてから2回目のお正月です。去年、我が家のお雑煮について書いたら、皆さまからたくさんの反響がありました。「そのお雑煮食べてみたい。」とか、「我が家のは、こんなお雑煮です。」とか、ほとんど岡山の方からですから、岡山にもまだまだ他にも種類があるのだなあと感動してしまいました。
 今年も、お雑煮について書きます。私の父の実家は、宮城県です。そこでのお雑煮は、二番手に食べるのが決まりです。まずは、あんころ餅です。それを制覇した後、野菜や魚介類のたっぷり入ったお雑煮が出てきます。四つから五つのお餅がおなかの中に入るのですから、もう朝からお腹がいっぱいです。という具合に地方によって全然違うので、日本全国のお雑煮大会があったら、参加してみたいと思います。太りそうだなあ。怖いなあ。でもおいしそうだなあ。


総社市 「吉備路」
 今回ずっと、トップの絵になってくれていた吉備路です。引っ越して比較的近くなったので、これからは「雪景色」「れんげの咲く頃」とこまめに描けるようになりそうです。近くに温泉もできたようですし、嬉しいな楽しみだな。
   
芳井町 「天神峡」
 紅い橋は、なぜ緑の自然の中でこんなに合うのだろうと感心してしまう。赤と緑は対照的な色だというのに不思議です。絵を描く時にポイントになる場所を探すのだけれど、紅い橋ですぐに心が決まりました。
   
吉永町「八塔寺ふるさと村」
 「♪ふるさと」のうたより、もっとふるさとっぽくて、「日本昔ばなし」の世界に入りこんだみたいだった。ここで、こどもたちが走って来て、一緒に遊んでいたら、どこか知らない世界に入り込んで、帰ってこられない夢を見た。
   
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