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ホテルグランヴィア岡山

奈倉宏治 社長

2019年9月9日(月)

 ——夢を一言でお聞かせください。

奈倉:「岡山にホテルグランヴィア岡山があってよかった」といわれる存在となることを目指します。

——JR岡山駅に直結するたいへん利便性の高いホテルですが、宿泊する方のためにどのような取り組みをなさっておられますか。

奈倉:快適な空間でくつろいでいただきたいという思いから、2019年3月に「おかやまの風景」をデザインテーマとした「ファミリーデラックスルーム」をご用意いたしました。最大7名様が宿泊可能で、エントランスルームで靴を脱いでいただくというコンセプトのお部屋です。

——お部屋にはどんな工夫が施されているのでしょうか。

奈倉:室内には岡山の魅力を存分にちりばめており、児島ジーンズで作ったソファをはじめ、牛窓のオリーブや備中松山城の雲海などをモチーフにしたインテリアなど、室内に居ながらにして岡山を体感していただけるようなしつらえにしております。

——そこで過ごされた方からはどんなお声が届いていますか。

奈倉:まず部屋の広さにご満足いただいております。また、靴を脱いでくつろぐといったコンセプトは、日本らしさを感じられると海外のお客様にもご好評をいただいております。

——外国人観光客の動向についてはどのように感じておられますか。

奈倉:やはり岡山を訪れる外国人のお客様がかなり増えております。これに比例して、当ホテルをご利用いただく外国人のお客様の比率も高まっており、今では全宿泊客の2割程度を占めています。今後も、さらに多くの外国人のお客様をお迎えしたいと考えております。

——海外の方へのおもてなしについて、どういった工夫をされていますか。

奈倉:今、多様性が大きなテーマとなっております。さまざまな文化や背景を持った方がお越しになりますので、私どももそういったことをしっかり把握して、いろいろなニーズに対応し、適切なサービスを提供できるように頑張ってまいりたいと思っております。
一例を挙げますと、イスラム教の方は一日に必ずお祈りの時間を必要とされますので、そういった方にお使いいただけるよう「お祈り専用ルーム」を準備させていただきました。また、イスラム教の方は食事にも特別の配慮が必要ですから、いわゆるハラルメニューをご用意いたしまして、安心してお食事を召し上がっていただけるよう工夫しております。

——レストランやカフェなどのメニューでも岡山らしさを大切にされていますね。

奈倉:当ホテルでは、味覚の面でもぜひ岡山を感じていただきたいと思っております。岡山といえばやはりフルーツですから、ピオーネやシャインマスカット、白桃などをふんだんに使った「もんげーフルーツメガパフェ」を開発いたしました。これは味覚だけでなく、見た目にも十分に岡山を満喫していただけるような、インパクトのある商品に仕上がっております。

——その見た目のインパクトはどのように生み出されているのでしょうか。

奈倉:まず、大きさを感じていただけるようにインパクトのある盛り方を工夫いたしました。中央の丸い器は、さまざまなフルーツやアイスクリーム、ソルベ、ムース、クッキーで埋め尽くされており、美しいチョコレート細工や、桃のシロップとドライアイスを使った香りを楽しむ演出もあります。名前にある「もんげー(ものすごい)」の言葉どおり、お客様はそのインパクトに非常に感激され、まずはしっかりと写真を撮って、それから召し上がっておられます。

——今後の展望をお聞かせください。

奈倉:「すべては感動のために」というキャッチフレーズの下、快適な空間、おいしい料理、最高のサービスを提供しようと、スタッフ一同精一杯努力を重ねてまいる所存です。そして、お客様から「ホテルクランヴィア岡山に来てよかった」「また来たい」「また来よう」とおっしゃっていただけるような、岡山で一番笑顔を集めるホテルを目指したいと考えております。

奈倉 宏治(なくら こうじ)

株式会社ホテルグランヴィア岡山 代表取締役社長

昭和36(1961)年生まれ。昭和60(1985)年日本国有鉄道入社。昭和62(1987)年分割民営化により西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)へ。経営企画、財務、営業、IT、不動産など幅広い分野を経験。平成28(2016)年株式会社ジェイアール西日本ホテル開発を経て、令和元(2019)年から現職。