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後楽不動産

松本裕児 社長

2017年12月4日(月)

——夢をお聞かせ下さい。

松本:収益物件の購入から売却まで、日本一の賃貸経営マネジメント会社を目指します。

——具体的には、どんな理想を持って、どんなふうに取り組んでおられるのでしょうか。

松本:弊社は平成21年に設立し、8年間、この岡山で賃貸経営にまつわる動向を研究、調査してきました。その蓄積を反映して、新たな部屋探しの方法や、オーナー様が安心できる賃貸経営のアドバイス、さらに、これから不動産を購入される方や追加購入を考えておられる方などに対してもさまざまな取り組みを行っています。

——賃貸をめぐる需要と供給のバランスは今後どんなふうに変わっていくと考えられていますか。

松本:いま、賃貸経営に大きな影響を与えているのが、全国的にも問題視されている「高齢者問題」「少子化問題」です。賃貸経営をされているオーナー様ご自身も含めて、入居者の方々が高齢化してきており、今後ますます入居の入れ替わりが少なくなってくると考えられます。そこで、こちらから住み替えをご提案したり、電話などで入居者の安否確認ができるシステムを導入したりするなど、オーナー様へのサポートの充実も図っています。

——では、賃貸物件のオーナー様のために工夫されているところは、どんなところでしょうか。

松本:銀行の借り入れ方法や借り入れ方、また、入居が付きやすい間取りや家賃の適正価格の設定などをさせていただき、安心して経営していただける環境をつくっています。
我々がいちばん重きを置いているのは、オーナー様と一緒に、しっかりと入居を埋めていくということです。たとえば、現在郊外の物件の入居率が下がってきていますが、そうした地域でも、我々のサポートによって入居していただける環境をつくったり、そこにしかない物件を提案させていただくためにリフォームを手掛けたりといった取り組みを進めています。
また、オーナー様が高齢化されてきていて、二代目、三代目と相続されていくケースが増えてきています。ところが、相続される二代目の方などは賃貸経営に関してまだまだ素人の部分がありますので、我々のほうにサポートや管理を任せていただくといったケースも増えています。

——仕事を通じて、社会の中でどんな役割を果たしたい、どんな存在でありたいと思っていらっしゃいますか。

松本:我々は主にオーナー様の賃貸経営のサポートをテーマにした不動産会社です。賃貸のオーナー様は、言わばひとりの経営者でもあります。その経営面をしっかりサポートしていくことによって、そこに住民が増え、地域が活性化していくわけで、我々の施策が地域の活性化につながっていくんだと実感できる状況を作りたいと思っています。
また、我々の管理物件の入居者様に対しては、入居者様だけにできるサービスを考案し、ご提供していきたいと考えています。例えば、高齢者の方へのお弁当の配達ですとか、お食事や医薬品の配達など、体は健康だけれども、一人暮らしでなかなか買い物にも行けないような方などをサポートしていける環境が求められるようになると感じています。外部との提携も進めながら、実現に向けて少しずつ努力しているところです。

——企業理念をお聞かせ下さい。

松本:「純粋に信念を貫いて挑戦できる仲間と責任を果たす」という理念です。

——どういう思いが込められていますか。

松本:事業を確立するためには、強い仲間意識を持った会社をつくらなければと思っています。我々が構想したものを、仲間意識を持った社員がしっかり実行していくことで、お客様に伝えたいことがきちんと伝わっていくと考えています。
人がいなければ会社はありません。我々はこれからもどんどん事業展開していくつもりではありますが、人がいなければ事業展開する必要はないとも思っています。つまり、事業展開するための人を集めるのではなく、人がいるからこそ自然と事業展開ができるような組織でありたい。我々の会社には、お金を稼ぐために来てもらうというのではなく、我々と何がしたいかという「志」を持った仲間を増やしていきたいと思っています。

——ありがとうございました。

松本裕児(まつもとゆうじ)

株式会社後楽不動産代表取締役

昭和58(1983)年大阪府生まれ。リフォーム業界に勤務後、大手フランチャイズ会社勤務を経て独立。平成21(2009)年に株式会社後楽不動産設立。後楽不動産グループとして他業種も展開。平成27(2015)年4月介護事業を手がけるケイアールアンドカンパニーの取締役就任。平成28(2016)年4月後楽アセットマネジメント株式会社を設立、代表取締役就任。