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地域の未来が見えてくるインタビュー番組。
会社づくり、人づくり、そして街づくり…岡山・香川のトップの夢、経営ビジョンに迫ります。

前回の放送

岡山トヨタ

梶谷俊介 社長

2018年4月23日(月)

——夢を一言でお聞かせ下さい。

梶谷:夢は、喜びや感動を地域の人や社員と一緒に創造できる、そんな企業をつくっていくことです。

——トヨタの新車や中古車の販売拠点として岡山県内に17店舗を展開され、昨年は倉敷店を改装されました。この倉敷店は、どんな思いでリニューアルされたのでしょうか。

梶谷:店に車を買いに来ていただくだけでなく、地域のことを知ってもらうとか、お客様同士が交流できる場になればと、「人と人」「人と車」をつなぐことをコンセプトに考えました。できるだけ地域の方に協力していただきながら、地域のものを発信できる、そんなお店にできればと思っています。

——具体的にはどんな工夫をされているのでしょうか。

梶谷:子どもさん向けのキッズコーナーなどでは、できるだけ木の温もりを感じられるように地元の木を使っています。2階のホールでは地域の人に発表の場に使っていただけるようなスペースも用意しています。できるだけ地域の方々に活用していただければと考えています。新しい車を購入いただいて最初に乗る時ってワクワクしてくるものなので、納車の時にセレモニーができるような空間も設けています。

——これからどんなふうに展開していくことを期待されていますか。

梶谷:建物は器です。いろいろな人が出会うことによって、「こんなことができるのではないか」「あんなことをやってみたいな」と思えるものが生まれてくれば、それにトライしてお客様と一緒につくり上げ、そこにわれわれとお客様との心の通い合いが生まれてくる……そんな場になればと思っています。

——これから日本の人口構造が変わってきて、どんどん周りの環境が変わってきています。それらをどんなふうに受け止めておられますか。

梶谷:人口が減ることは、車が減ってくることになると思います。今後は車をどのように楽しみながら乗っていただけるかが、今まで以上に大事になります。同時に車の楽しみ方を提案していくということが、より大事になってくると思います。それも私たちが提案するだけではなく、お客様から教えてもらったり、お客様同士が情報交換するとか、そんなお手伝いがこれからできればいいなと思っています。車っていうのは、自分が思った時に思った所に行ける、移動が自由になります。それは人間が何かに興味を持って活力を生み出していくうえでは大きな要素になります。その楽しみをこれからも伝えていきたいと思います。

——岡山の企業として果たしていきたい役割とか夢を、どのようにお考えでしょうか。

梶谷:岡山の企業としてわれわれは車を扱っており、さまざまなお客様が私たちとお付き合いいただいております。そのさまざまなお客様を「つなぐ」役割ができればと思っています。岡山には本当に素晴らしい方がたくさんおられます。いろいろな方が自分の志で活動されていて、そういう人々が一堂に会して岡山のことを語り始めると楽しいし、そこからいろいろなことが生まれるような気がしています。

梶谷俊介(かじたに しゅんすけ)

岡山トヨタ自動車株式会社代表取締役社長

昭和32(1957)年愛媛県西条市生まれ。昭和51(1976)年岡山県立倉敷天城高等学校卒。昭和57(1982)年大阪大学大学院工学研究科前期課程修了。同年名古屋トヨペット株式会社入社。昭和62(1987)年岡山トヨタ自動車株式会社に入社後、トヨタ自動車株式会社への出向を経て、平成元年取締役。平成13(2001)年から代表取締役社長。好きな言葉は「みんなちがって みんないい」(金子みすゞ)