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地域の未来が見えてくるインタビュー番組。
会社づくり、人づくり、そして街づくり…岡山・香川のトップの夢、経営ビジョンに迫ります。

前回の放送

ベンハウス

藤澤 茂 社長

2019年2月18日(月)

——夢をお聞かせ下さい。

藤澤:ベンハウスは賃貸業として快適で安心・安全に住める住空間を提供し、地域の人と一緒に住みやすい街をつくりたいと考えています。

——ベンビレッジ平田が完成しましたが、そのコンセプトについて教えて下さい。

藤澤:ベンビレッジ平田は、我々が目指す「安心・安全に住める住空間の提供」というビジョンが実現できたマンションです。セキュリティにおいては、警備会社のセキュリティサービスを導入しています。警備会社と直接つながっていますので、たとえばエレベーターが止まったり、部屋で何か事故などが起こったりしたときに、スイッチを押せばすぐに駆け付けてきてくれます。防犯システムとして非常に心強いサービスです。

——どうしてそのようなシステムを導入されたのでしょうか。

藤澤:安全に生活していただくためには、やはり防犯システムなどセキュリティ強化が第一条件ではないかと思います。そして、ここまでセキュリティを徹底するのは、賃貸マンションでは画期的な例だと思います。ベンビレッジ平田のような「高付加価値の賃貸マンション」という世の中にまだないものを提供していくことが、ベンハウスのコンセプトであり、今後取り組んで行く方向だと考えているのです。

——より便利なものを提供していくということですか。

藤澤:これまではハード面にこだわってきていたのですが、今後はソフトの部分にもよりこだわっていきたいという気持ちがあります。まず、ベンビレッジ平田では、賃貸では珍しく管理人室を設けています。この地域にお住まいの方の中には転勤族の方が多いので、管理人がいることでクリーニングの引き取りを代わって差し上げるなど、かゆいところに手が届くようなサービスを提供していきたいと考えています。

——部屋の設備にも、転勤族の方のことを考えた工夫があるのでしょうか。

藤澤:住んでみての快適さということでは、やはり広さが大切ですから、ゆとりある部屋づくりを心掛けています。クローゼットの広さ、収納の多さもまた、住みやすさにつながると思います。しかし、収納が多くなることは、その分だけ他のスペースが小さくなることになりますから、その両方をバランスよく実現するということに苦労しました。

——防災への取り組みについてはいかがでしょう。

藤澤:この平田という地域は笹ヶ瀬川が近く、もし氾濫したときには浸水する恐れもあります。この地域にはベンビレッジ平田を含めて弊社の管理するマンションが3つあるので、万一の時に対応できるように考えています。マンションの前の公園が一時避難場所に指定されてはいますが、さらに高い所に避難しなくてはならないという場合は、このマンションの屋上に避難できるようにつくってあるのです。今後は地元の方たちと協定を結び、防災訓練の実施も予定しています。

——古い住居の再生に取り組んでおられます。

藤澤:弊社では築50年の古い借家を扱っていますが、古いモノの中には新しいモノへのヒントがあると考えています。古いモノの中に新しさを込めていくことによって、別の輝きが生まれるのです。古い借家がどのように現代風に生まれ変わっていくかを見ていただきたいですし、ぜひいろんな方に住んでいただきたいと思っています。この取り組みも今は点ですが、これを点から面に広げ、街づくりにつないでいきたいと思います。

——そうした活動によって、どんなまちづくりをしていきたいですか。

藤澤:環境に関することや安全に関する取り組みを進めていけば、住んでいる方にとってもプラスになりますし、この街がさらに栄えていくことにもつながるので、不動産業としてしっかり取り組んでいきたいと思います。

——改めて今後のビジョンをお聞かせ下さい。

藤澤:エリアマネージメントを担う企業として、この地域をいかに盛り上げていくか。「このエリアに来たら安心して暮らせますよ」ということを、一つひとつ作り上げていけたらと考えています。

藤澤 茂(ふじさわ しげる)

株式会社ベンハウス 代表取締役社長

昭和32(1957)年7月29日岡山市生まれ。近畿大学商経学部卒業後、昭和57(1982)年4月株式会社全備入社。平成元(1989)年7月に株式会社ベンハウス設立、代表取締役に就任。趣味はゴルフとバンド活動。