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地域の未来が見えてくるインタビュー番組。
会社づくり、人づくり、そして街づくり…岡山・香川のトップの夢、経営ビジョンに迫ります。

前回の放送

山陽学園大学 山陽学園短期大学

齊藤育子 学長

2017年10月16日(月)

——夢をお聞かせください。

齊藤:山陽学園大学は、「愛と奉仕」の精神のもと、地域と共に歩みます。

——約900人が学ぶ岡山市中区の山陽学園大学・山陽学園短期大学。来年4月、大学に「地域マネジメント学部」を開設しようと、現在、認可申請中です。新しい学部について教えていただけますか。

齊藤:地域で活躍できる人材育成を目指して、「地域マネジメント学部」の開設準備をいたしております。地域マネジメントと申しますのは、地域のモノやコトを使って地域を元気にすることです。「農業」「ものづくり」「商業」「政策と地域づくり」の4分野で地域を学びます。

——授業にはどんな特色があるのでしょうか。

齊藤:各先生方が、研究と実務経験を積み重ねた豊富な経験をもとに授業を展開して下さいますけれども、同時に、地域実践、地域マネジメント実習、そしてインターンシップという3つの実習があります。地域マネジメント学部では、実習に行くというのが大きな特徴です。岡山県内の各地の企業(や公的機関)の皆様にご協力いただいて、実習をさせていただきます。

——そうしたことからどんな人材が育っていくことを期待されていますか。

齊藤:地域を愛して、そして地域を支えようとする、そういう意欲あふれる人、そういった人材を養成したいと思っております。そして、即戦力になるということが大事ではないかと思っています。

——ここで学んだ人たちが、どんなふうに社会に出て活躍されることを期待されていますか。

齊藤:地域の皆様と一緒になって地域を元気にする、そういうふうになっていただきたいと思います。人は一人では大きくなれませんし、人は一人では何も出来ません。皆さんと協力して、一緒になって地域を盛り上げていただきたいと思っております。

——すでに地域と連携して、協定も結ばれていますよね。笠岡の大島地区との取り組みについて教えてください。

齊藤:総合人間学部では、2015年に、笠岡市大島地区のNPO法人と連携協定を結ばせていだきました。例えば地元産の米、エビを使ったご当地バーガー「大島バーガー」というものを学生たちが開発いたしました。地域の皆様の活性化につながればという思いからです。

——学生と地域の皆さんとの交流から、どんな効果が生まれてきているでしょうか。

齊藤:若い人が伺いますと、地元の皆さんが元気になられるのと同時に、地元の人たちが本当に温かいおもてなしをしてくださり、かかわり合いをもってくださることで、学生たちも人とかかわるコミュニケーション力がうんと付いてくるよう思います。今の世の中、学生たちはなかなかコミュニケーションを持つということは難しいことなんですが、初めてお目にかかった地元の方と素直にコミュニケーションできるという場面を見ますと、とてもいい学びの場をいただいているというふうに思います。

——これからますます楽しみですね。

齊藤:131年間受け継がれてきた人間教育を基盤に、地域創生を推進し、愛と奉仕の精神を持って地域を愛し、地域を支えようとする若者の育成こそが私たちの願いです。

齊藤育子(さいとう・いくこ)

山陽学園大学・山陽学園短期大学学長

昭和28(1953)年生まれ。甲南女子大学文学部卒業、神戸女子大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程修了。山梨英和短期大学助教授、西南女学院大学短期大学部学部長などを経て、平成20(2008)年から学校法人山陽学園理事、平成28(2016)年4月に山陽学園大学・山陽学園短期大学学長就任。日本キリスト教教育学会理事、Sanyo子育て愛ねっと実行委員会委員長なども務める。