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地域の未来が見えてくるインタビュー番組。
会社づくり、人づくり、そして街づくり…岡山・香川のトップの夢、経営ビジョンに迫ります。

前回の放送

岡山市表町商店街連盟

長谷川 誠 理事長

2017年4月17日(月)

——夢を一言でお聞かせ下さい。

長谷川:いろんな世代がわくわくする表町商店街を目指していきます。

——そのために、具体的にはどんな取り組みをなさっているのでしょうか。

長谷川:6回目の「まちゼミ表町」というのを実施させていただきました。これはいろいろな専門店が持っているノウハウをゼミナールという形で、基本的には無料で受講していただけるようになっています。例えばわが社(長谷川楽器店)では、「はじめての管楽器体験」と「はじめてのギター弦交換」というのがあります。ギターを弾く人でも意外と弦の交換ができなかったりするので、そういうことを皆さんとわいわい話しながらやらせていただいています。

——「まちゼミ」にはどんな狙いがあるのでしょうか。

長谷川:それぞれのお店が、その店のファンを少しずつ増やしていこう、町ぐるみで一人ずつファンを増やしていこうという取り組みです。

——今後「まちゼミは」どんなふうに進化していくのでしょうか。

長谷川:講座がたくさん増えていく、このことがお客さんの選択肢を増やすことになります。表町に来ればワクワクするような楽しいことが何かある、という取り組みをしていきたいと思います。

——川崎病院が移転し非常に大規模になりました。また市民会館の移転の話もあります。

長谷川:今は人が町中に帰って来てくれています。こうしたなかで、安心・安全に住み続けるためには、町中に総合病院や公共施設が残っていることは非常に重要なファクターだと思っています。
市民会館も、中心市街地の活性化ということで千日前に誘致して、それはかないました。しかし、市民会館のできることがゴールではなくて、それに向けてどういう町づくりをしていくのかということが重要になってくると思います。

——商店街としてできること、目指したいことはどんなことでしょうか。

長谷川:やはり情報を発信していくこと。表町全体でいうと、川崎病院も含めて、新しい市民会館などのいろんな情報を相互で交流しながら、お互いに発信していくことです。例えば、川崎病院の先生やスタッフの方々に向けて、この辺りのランチマップを青年部が作ってくれましたし、少し前の話ですが、お客さまや通行人の方に「どうぞ、うちの店のトイレを遠慮なくお使い下さい」ということでトイレマップも作ったりもしました。そういうことで、表町に来てゆっくりと時間を過ごしていただければという、ちょっとした気遣いが必要ですね。

——これからの商店街としての夢をお聞かせください。

長谷川:商店街には社会的な役割というものがあると思います。中学2年生では職場体験というのがありますが、受け入れてもらう所を探すのに学校の先生もご苦労なさっているようです。表町地区として職場体験をどんどん受け入れていくことができたら、若い人たちが表町に来てくれるし、親御さんや学校の先生も見に来られます。表町に来ていただくきっかけをこれからはどんどん作っていきたいと思っています。

——岡山でどんな存在の商店街になっていきたいと思われますか。

長谷川:商店街の歴史はもう400年、皆さんに永く可愛がっていただいているのですけれども、「やっぱり表町に行かないと用事がすまないな」とか「楽しめないよね」という商店街にしていきたいと思います。みんなでわいわいがやがやと話していたら、いろんな知恵も湧いてきますし、いろんな年代の人と話をしながら……学生さんたちと一緒になっていろいろなヒントをもらうなど。いろんな人材に来てもらって、いろんな意見をお聞きしたいと思っています。

長谷川誠(はせがわ・まこと)

岡山市表町商店街連盟理事長、長谷川楽器店代表取締役社長

1958(昭和33)年岡山市生まれ。武蔵野大学経済学部卒。マエダ楽器(大阪)を経て、昭和1983(昭和58)年長谷川楽器店入社。1989(平成元年)年から代表取締役に。2015(平成27)年11月に岡山市表町商店街連盟理事長就任。岡山市商店会連合会会長、協同組合岡山専門店会理事長、岡山県楽器商組合組合長、NPO法人バンクオブアーツ岡山常任理事なども務める。