真庭市阿口の小高い山の上にある「かたくり茶屋」は、心温まるお店です。取材では、地元の方々と囲炉裏でぼたん鍋を囲み、和やかな時間を過ごしました。鍋には、店主の田水千歳(たみずちとせ)さんの作る野菜やこんにゃくがたっぷり入ります。いのしし肉も地元産。寒くなって脂がのってきているそうですよ。甘みのある脂やごぼうや白菜など野菜の旨みが、きめの粗いこんにゃくによく染みこみ、なんとも深い味わい。岡山弁が飛び交う中でいただくと、ほっこり心も温まります。
そんな「かたくり茶屋」の敷地内に、最近神社ができたそうです。ログハウス風のお社に鎮座するご神体は、近所の山の中で見つかったという珍妙な形のこぶのある木の塊ふたつ。田水さんは、そのおかしな形の木がなんとなく「男」「女」の対になっているように見えることから、訪れる人たちに「良縁」のご利益がありますようにと、地元の神社の宮司さんを招いてお祀りしたそうです。「しあわせ神社」と名づけました。田水さんによると、神社にお参りした人から、早速「子宝に恵まれた」という報告を受けたとか。農村のお嫁さん不足や少子化の時代、心強いですね。
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