7月3日(水)午後8:00~8:55

次の災害への備えは ~西日本豪雨から1年~

去年7月、西日本を襲った豪雨は岡山にも甚大な被害をもたらした。
倉敷市真備町では町の約3割、1200ヘクタールが水没。さらに高梁市、岡山市などでも堤防の決壊や土砂災害が発生し、岡山県全体では災害関連死を含めると74人が犠牲になった。そのうち8割は自宅から避難することができなかった高齢者だった。
災害から1年、被災地では徐々に復興が進み、人々は元の生活を取り戻そうとしている。
決壊した堤防の復旧工事も完了した。
しかし、再び大雨の時期を迎え、不安がよぎる。「次の災害への備えは十分なのか」と。
災害情報のレベル化など避難体制の見直しも行われているが、行政による対策は進んでいるのか。人々がいざというとき避難するための準備は進んでいるのか。
いずれ災害はやってくる。その時に同じ過ちを繰り返さないために必要なこととは?
午後6時15分からのRSKイブニングニュースとも連動し、スタジオには岡山県豪雨災害検証委員会で委員長を務めた河田惠昭関西大学教授らを迎え、生放送で次の災害への備えを考える。

写真=被災地の復興の様子