9月7日(水) 午後8:56~9:54

鳥の目 虫の目 豊島


鳥のように飛ぶドローンが、『ゴミの島』といわれた香川県豊島のいまを撮る。産廃現場にアート、公害調停の産廃撤去が大詰めを迎えている豊島の夏を描く。
ドローンで撮影した映像は新鮮で多くを語りかける。産業廃棄物の山の下に虫食い状に見つかった無数のツボ穴と変色した水。原状回復とは?早稲田大学の研究者もドローンを飛ばせて測量し、豊島の原形を読み解く。産廃現場北の浜辺では、シオマネキが戻り、島の回復を物語っている。そして、瀬戸内国際芸術祭のアート作品に押し寄せる人、人。来年3月に産廃撤去予定の豊島のお盆。送り火や精霊船。四半世紀を超える闘いの思いとは?
豊島の産業廃棄物問題を継続して報道してきた山陽放送だから描くことができた “鳥の目・虫の目”のレポートをお送りする。