8月29日(水) よる7:00〜7:55

買い物難民

近隣の商店が閉鎖し食料品の購入が困難になった、車の免許を返納したためスーパーに行く手段を失った・・・いま全国に600万人、実に20人に1人がこのような普段買い物をすることが困難ないわゆる「買い物難民」と言われている。この問題は山間部の過疎地だけでなく、近年では高齢化の進むかつてのニュータウンや都市部にも広がってきた。
 岡山・香川の至るところでも、この「買い物難民」が問題となってきている。住民はみな口を揃えて言う、「こんな筈ではなかった」と。なぜこのような現象が進んでいるのか、行政や企業、住民は防ぐために何をすべきなのか。各地の現状や先進的な取り組みを紹介し、解決策を模索する。


写真= 買い物の帰りに急坂を登る高齢者 岡山県赤磐市・山陽団地