115日(月)

和牛生産者 青木 日向さん(高梁市備中町西山)

元プロボクシングの選手が、広島県との境にある高梁市備中町西山で、和牛を育てているんですよ。


青木 日向さんと

就農1年目の青木 日向(ひゅうが)さん(21)は、埼玉県出身。
16歳から始めたボクシングは、2年後プロになるまでに成長したんです!


ボクサー時代の青木さん

しかし、ボクサーは 1か月で10kgほど減らすなど 減量が厳しく、引退を決意。
そんな次の目標を探していた時、知り合いの紹介で 備中町西山にたどり着いたんです。


高梁市備中町西山 雪がしんしんと降っていて寒かった!!

関東から出たこともなく、農業の経験もない、青木さん。
和牛を見るのも触るのも初めてだったので、最初は怖かったそうです。
しかし、人間が怖がると牛にも伝わり、言うことを聞いてくれないそうです。
これではいけない!と思い、親しみをもって接することに挑戦!
そうすると、牛にも青木さんの思いが伝わり、今では牛が可愛くて面白いと笑顔で話してくれました。


青木さんに撫でられ、子牛はとっても気持ち良さそう♪

右も左もわからなかった青木さんを支えたのが、西山の若手生産者。
その若手でつくっている『農事組合法人 西山維新会』は、地域の景観を守り、耕作放棄地を活用した放牧での和牛繁殖に取り組んでいます。


農事組合法人 西山維新会のメンバーと

西山維新会のメンバーは、兵庫や大阪出身などの Iターンが多いんです。
サポート体制が整っているので、県外の人も新規就農しやすいんですよ。

西山維新会として、初めて雇ったのが 青木さんだったんです。
「本当にまじめで良い子です。よく動いてくれる!」と、メンバーは青木さんに期待しています。

周囲からは、至れり尽くせりの手厚いサポートを受けていると言います。
「何も知らずに突然来たのに、西山維新会や地域の人は優しく、いろいろと教えてくれる。そのおかげで、環境に溶け込むのも早かったです。頭が上がらないですね」と、感謝の思いでいっぱいです。

これからの目標は「牛を通して、放牧地をきれいにしたり、良い牛を育てたりして、少しでもみなさんに恩返しをしたい。そして、西山を盛り上げていければ」と意気込んでいました。


プロボクサーのパンチ!!

「みんな家族みたいで すごく肌に合っている西山。これからもずっと住みたい!」と7か月目にして“西山愛”で溢れていた青木さんでした。
リポーター
小坂恵梨
撮影場所
高梁市