山陽電子工業スペシャル 歴史トークイベント 磯田道史と聞く「女たちの関ケ原」

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なお、イベントについて詳しくは
RSK山陽放送 地域開発推進部までお問い合わせください。

戦国時代、東西の勢力がぶつかり合う火薬庫のような場所だった岡山。

統治していた宇喜多秀家は豊臣政権の五大老だったが、領国では家臣の内紛に悩まされ、その一方で政権の先頭に立たざるを得ない運命を背負っていた。のちに備前に封じられる池田家も大きな分岐点に立っていた。

そんな中で迎えた天下分け目の戦いの中で岡山はどのような立ち位置にあり、どう変わっていったのか?

岡山市出身の歴史家・磯田道史さん、直木賞作家・澤田 瞳子さん、「現代語訳備前軍記」監修の内池英樹さんが、これまであまり語られていなかった宇喜多秀家の母、妻、そして妻の実家前田家との関係、さらに豊臣と徳川の板挟みになった、後に池田家とつながる姫など、関ヶ原の舞台裏にあった女性たちの思いに迫る。

第1部
資料と識者が伝える
「関ヶ原の戦い前後の岡山」

パネリスト:磯田 道史内池 英樹(歴史学者)

司会:奥富 亮子(RSKアナウンサー)

第2部
歴史秘話トーク

「女たちの関ケ原」

パネリスト:磯田 道史澤田 瞳子(小説家)内池 英樹(歴史学者)

司会:奥富 亮子(RSKアナウンサー)

出演者プロフィール

磯田 道史

磯田 道史
(いそだ みちふみ)

1970年生まれ、岡山県出身。実家が鴨方藩重臣の家系だったことから、幼いころから古文書に興味を持つ。現在、国際日本文化研究センター教授。映画『武士の家計簿』や、『殿、利息でござる!』の原作者であり、平成の司馬遼太郎と呼ばれる歴史家。近著『徳川家康 : 弱者の戦略』(文藝春秋)

澤田 瞳子

澤田 瞳子
(さわだ とうこ)

1977年生まれ、京都府出身。同志社大学大学院博士前期課程修了。専門は奈良仏教。2011年のデビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少で受賞。『満つる月の如し 仏師・定朝』で12年に第2回本屋が選ぶ時代小説大賞、13年に第32回新田次郎文学賞を受賞。16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞。他に『火定』『落花』『稚児桜』など著書多数。現在、同志社大学客員教授も務める。最新エッセイ集に『天神さんが晴れなら』。

内池 英樹

内池 英樹
(うちいけ ひでき)

1972年生まれ、広島市出身。岡山大学大学院教育学研究科修了。岡山県立博物館学芸課、岡山県教育庁文化財課等を経て、現在、岡山県立博物館副館長。主な編・著書に『戦国大名 長宗我部氏と宇喜多氏』(高知県立歴史民俗資料館 2014)、『現代語訳 備前軍記』(山陽新聞社、2022)、『現代語訳 備中兵乱記』(山陽新聞社、2022)。

テレビ放送

RSKテレビにて、今回の歴史トークをまとめた番組を
30分の特別番組として放送の予定です。

放送日時
2023年8月20日(日)
14:00~14:30(予定)