「10月の出来事」

安倍内閣が内閣官房費から40億円もポンとだして、フランスで開いている、日仏修好160周年行事「ジャポニスム2018」。官製日本文化の大発信行事、それに協賛企業のメセナ賛助が集まって膨れ上がり、お国を挙げてこれだけ皆さんのお金を使ってやるのだから、ご当地の反応もなければおかしい位のものである。河野太郎外務大臣はその開会演説で、今世紀最大の日本の文化行事と発言したが、それほどの出費である。今世紀は始まったばかりの18年目で、もう後80年間はこれほどの文化事業は開かれないのかと、いささか気になったのだったが、開始以来3ヵ月、日本のマスコミの論調にも「ジャポニスム2018」の語は浸透し始めていて、後まだ来年の2月まで次々とつづく。そして2021年は、フランスが日本で、交換に開くとはフランス文化情報大臣の発言であった。(その文化情報大臣も、本日のフランス内閣改造で変わったが)

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