「ヒップライン大博覧会」

 日本とヨーロッパの経済連携協定のセミナーが、ジェトロと日仏経済交流委員会主催で、パリ商工会議所本館で半日開かれ、聞きに行く。講師に出張のMETI、日本の経済産業省の担当官の話で興味あったのは、何故日本の焼酎がヨーロッパに入らないのか?
普通に考えると、ヨーロッパには芋や麦の蒸留アルコールは昔からあり、ウオッカやアクアビットなど珍しくない。日本が焼酎ブームを売り込もうとしても、最近の焼酎はまことに価格が高いし、蒸留すれば同じようなものだから、比較されるとどうしても伸びないのだろうと思っていた。同じ高くても日本酒は米から醸造して作られ、日本にしかないものだから、近年パリでも売れ始めているのである。ところが役所、関税協定の方から見ると、日本の焼酎業界は慣習で、瓶の大きさが720mlが単位で、取引が全てそれでされている。一方EUが求めるのは、700とか800mlで、端数を認めない。それで輸入も出来ないのだそうである。全然知らなかったし、役人の、役人による、役人のための政治で、そんなことで国際交渉とか仕事が創られ、利権ができ、税金の経費使ってやられているのだろうなと、妙に腹立たしくなってきた。みんなの幸せを考えれば、電子計算器はあるのだし、どっちだって良いことじゃないの、TPP協定なども似たようなものかも知れない。しかしとにかく民主主義国家なのだから、国民への情報は、機密などないように、何でも広報してもらいたいと願った。

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