岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
向かいのカッフェ
向かいのカッフェ


【近況】
  
7月22日〜28日
  岡山・天満屋百貨店ギャラリー
「アカギの版画パリ百景」刊行記念展
(会場にずっと帰国しています)
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≪新刊≫

『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。


≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2009年7月9日

「日曜日」

 日差しが強くて暑かったり、裏付きの上着が手放せなかったり、数日おきに襲ってくるのが、近年のパリの今頃である。どんな衣料を旅行に用意したらよいのでしょう?と聞かれても、「もう先月末から特売シーズンで、50%引きも当たり前ですから、現地で適当に合わせて買うのがベターです」と答える。
 日本人は極端に嫌うが、パリジャンは大好きな日差しの下で日光浴。パリのカッフェ、レストランも、ほんの小さくても道路上にテラスを出さないと、客が入ってくれない。社会党市長の政策で、車優先を制限して、舗道を人間に取り戻させ、舗道の利用許可も緩やかにしたので、町が活気を取り戻している。夏休み、何もお金使って海岸に出かけなくても、8月のパリの快適さを、経済上昇停滞、家庭経済引き締めのおりから、見直す家族が増えそうである。


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赤木曠児郎氏 略歴
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