王様の館(ボージュ広場入口)
王様の館(ボージュ広場入口)
 

「2009 新年」

 年末、パリ市立カルナバレ美術館に行く。現在パリ市立の全美術館は、全て常設展示は入場無料、特別企画展のみ入場料を取る。折からの学校クリスマス休暇と、年末旅行者が重なって、外は雪だし、中は大混雑。特別展のビクトル・ユーゴー「レ・ミゼラーブルとその時代展」に興味あって、10月から始まっていて話題なので見に寄ったのだが、チケット売り場から行列、会場内もあまりの混雑で、入口でも入場制限して並んで待たされる。レ・ミゼラーブルは「ああ無情」と訳されて、子供向きの本にもなり、映画、ミュージカルにまでなって、世界中にファンがあり親しまれている名作である。内容は1832年7月革命の当時のフランスの社会の世相を書いていて、小説ではあるが、時代背景、地理考証が実に厳密に表現、詳細書き込まれ、よく知られている。現在でもパリ市内の各地をそっくりたどれるから、19世紀当時の、絵画や版画で集めて時代を再現した展覧会は、パリ市をテーマの美術品をコレクションする、この美術館でなくては出来ない企画で、年の暮れ、それに押しかけるるパリジャンの層の厚さに、関心したのである。一月末までつづく。

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